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    緑の美術館クンストハウス ウィーンと、美術館の安全への取り組みについて


    2020-06-12

  • 5月30日より、オーストリア国内の美術館が徐々に再開しています。

    今回はクンストハウス ウィーンに伺い、安全への取り組みについても見てきました。

    閑静な住宅街に突如として現れる、ユニークな建物が、こちらクンストハウス ウィーンです。

    この美術館は、オーストリアの芸術家 フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサーにより設立されました。

    元は湾曲木材家具の工場だったところを作り変えたそうです。

    「自然界に直線はない」という考えのもと、規定のドアや窓枠以外には殆ど直線が使われていません。

     

    入り口すぐの噴水のある所の前の床も、ぐにゃっと隆起しています。

    また除菌スプレーが置かれ、マスク着用のお願いも貼ってありました。

    係の人もしっかりとマスクをしています。

    そして階段も直線ではなく、少~し曲がっています。

     

     

    階段を登ると美術館の展示スペースの入り口です。

    展示室前の床に、このようにソーシャルディスタンスを取るようにの注意のシールが貼られていました。

     

     

    中に入ってみると!

     

    やっぱり床が隆起していて、曲線になっているんです!

    面白いですよね!

     

    館内にはカラフルで個性的な、フンデルトヴァッサーの作品が沢山飾られていました。

    フンデルトヴァッサーは1960年代に日本で木版画を制作したりと、日本にも縁がある芸術家です。

    そのため、自分の名前を訳した「百水」のサインを使っていたそうです。

    この作品の下にも、百水のサインと共に、『緑の力』と日本語で題が書かれています。

     

    また「緑の美術館」と言われている通り、独創的なエコ活動も行われ、屋根やベランダにも緑が溢れています。

    都会でも緑を取り入れよう!という、フンデルトヴァッサーの考えによるものだそうです。

     水耕栽培で水の浄化をする取り組みについての展示もありました。

     

    美術館は4階建てになっていて、最上階は特別展として写真展が開かれていました。

     

    この日はあまり人がいなかったので、ソーシャルディスタンスを気にせずにゆったりと回ることが出来ました。

    先日のブログでも書かせていただきましたが、6月15日よりマスク着用義務が緩和されます。

    美術館も対象外となりますが、大勢の人が集まるところではマスクの着用が推奨されています。

     

    美術館を見学した後に、併設のカフェにも立ち寄りました。

    こちらのカフェの内部も、天井まで緑にあふれていました。

    暖かい日はテラス席もオススメです!

    緑が溢れる空間に、とっても癒やされました。

    近くには同じくフンデルトヴァッサーの設計した市営住宅 フンデルトヴァッサーハウスもあるので(こちらは外観のみの見学となります)、是非帰りにお立ち寄りくださいね。

     

    みゅうウィーン H

     

    Kunsthaus Wien クンストハウス ウィーン

    住所:Untere Weißgerberstraße 13 1030 Wien

    営業時間:10:00-18:00

    料金: 大人11ユーロ/子供(10歳まで)無料/11-18歳 5ユーロ

    HP: https://www.kunsthauswien.com/en/

     

    Wien Mitte駅より 徒歩10分

    路面電車1もしくはO Radetzkyplatz下車 徒歩2分

     

    Instagramも始めましたので、是非ご覧下さい!

    Instagram /Mikitravelvienna


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