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既に成人の日も過ぎておりますが、新年のご挨拶をハンガリーのブダぺストからお送りします。
ハンガリー担当の年越しは、蕎麦ではなく讃岐うどんから始まりました。
肉うどんにしたかったのですが、スーパーで買い物中に見たスペインのハモン・セラーノがどうしても食べたくなり、生ハムうどんになりました。
その後、行きつけのワインバーで年越しの瞬間を迎えるために出掛け、年越しに合わせてスピーカーから流れるハンガリー国歌を聴いたあと、バーから振る舞われたスパークリングワインで乾杯をし、さらにハンガリーの年越しの食べ物「レンズ豆」のシチューを頂きました。レンズ豆を食べるのはお金が貯まる様に!という願いが込められたハンガリーの年越し/新年の習慣です。

さてハンガリーの冬はもともと寒さが厳しいこともあるのですが、最近数年は暖冬続きでした。そして今季は久しぶりに寒波が直撃となり、ドナウ川にも氷が流れています。上流から次々と流氷がきて、ゲッレールトの丘付近ではブダペスト市内で最も川幅の狭い部分があるため、氷の流れも遅くなり、まるで氷で埋まってしまうかの様な日もありました(実際はゆっくりとでも流れているわけですが)。

1月7-8日の週末には、ついにブダぺストの有名なドナウ川クルーズ、安全の保証が出来ないという事で運休となりました。
これは約1週間続きました。しかし週半ばには寒気も少しだけ緩み、14-15日の週末にやっとクルーズは再開されました。今週からまた気温が下がってきたので、今後も運休の可能性がありますが、船会社と連絡を密にして、運休決定時にはすぐにみゅうのお客様、団体旅行の添乗員さんへ連絡する事になります。
流氷は時としてクルーズ船より平面的に大きいものも流れています。危険回避のための運休となりますので、お客様のご理解ご協力をお願い致します。
担当:Tk
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ドナウ川クルーズを含むツアーはこちら!(クリックで該当ページへ)
年越しイベントとドナウ川の流氷
2017-01-18
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