IWMダックスフォード・エアショー2019 観覧ツアーレポート みゅうロンドン ブログ記事ページ

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    IWMダックスフォード・エアショー2019 観覧ツアーレポート


    2019-09-30

  • ロンドンより北東へバスで約2時間、ケンブリッジ近くのダックスフォードで開催されたバトル・オブ・ブリテン・エアショーを観覧するツアーを9月21日に行いました。

    異例の好天に恵まれ、今回ならではのエピソードもあり、ここでしか見られない貴重な数々のヴィンテージ機たちのフライングディスプレイを満喫、ご参加の皆様にとって格別の1日となったのではないでしょうか?

     

     

     

    まずは公開50周年記念のバトル・オブ・ブリテンを描いた有名な映画「空軍大戦略(原題:Battle of Britain)」の、息詰まるシーンを再現したディスプレイ、Battle of Britain Film Scenario。

     

     

     

     

    そして英国の航空ショーではかかせないBattle of Britain Memorial Flight(BBMF)。通常スピットファイヤ、ハリケーン、ランカスターの3機そろい踏みでのフライパストがハイライトなのですが、今回ランカスターが残念ながら機材トラブルでディスプレイに参加できず。その分スピットとハリケーンが頑張りました!

     

     

    また、第一次大戦当時の複葉機、バイプレーンでその当時の空中戦の模様を再現するBremont Great War Display Team、つい先月末に基幹メンバーであり、2016年に女性として初めて世界アエロバティック選手権のチャンピオンに輝いた、エミリー・コレットを失うという悲劇に見舞われましたが、今回そのエミリーにささげるディスプレイは会場アナウンスとともに観衆の温かい拍手で迎えられました。

     

     

    こういったメインプログラムの間もファン垂涎のヴィンテージ機のディスプレイの数々が次々と実施されます。


    *Fury/大戦には間に合いませんでしたが戦後レーサーとして広く使用されています。

     

     

    *B-17 & P-47/大戦後半のドイツ占領下の欧州あるいはドイツ本土へ向かう戦爆連合フォーメーションの再現

     

     

    *P-51 Mustang/シャークティースをノーズに塗装した機体はスピルバーグ監督の「太陽の帝国」の印象的なシーンで、英国の伝説的なエアロバティックパイロット、レイ・ハナが搭乗、スクリーンに登場した機体です。

     

     

    こちらは唯一黒人パイロットのみで構成されたタスキーギーエアメンと呼ばれた戦闘航空群の塗装を再現

     

     

    *Catalina/海洋哨戒、人員輸送、救助など広範に活躍した水陸両用飛行艇PBYカタリナ

     

     

    *YAK/大戦後半に東部戦線で活躍したヤコブレフYak-3及びYak-9のデモ

     

     

     

    *Mig-15 & T-33 /朝鮮戦争における初のジェット同士の格闘戦を再現

     

     

     

     

    *Martlet/英国海軍で使用したグラマンF4Fワイルトキャット(ジェネラルモータースFM2マートレット)   

     

     

     

     

     *Gradiater/大戦初期に少数現役であった複葉戦闘機、グロスター・グラディエイター

     

     

    *F4U / カモメの翼をさかさまにしたような逆ガル翼が印象的なボートF4Uコルセア(グッドイヤーFG-1D)

     

     

     

    大盛り上がりの今回のショーのトリがこれぞ世界でここでしか見れない、英国の救世主、スピットファイヤ16機による大編隊飛行!

     

     

     

     

     

     

    その他、ここではとてもではないけれどご紹介しきれない数々のヴィンテージ機のフライングディスプレイが目白押し、比較的好天の多い9月実施のBattle of Britain Air Show、次回はぜひ皆様もいかがですか?

     

     

     

    (TT)


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