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    芸術の秋~ナショナル・ギャラリーでアートに触れる~


    2025-09-18

  • 9月に入り、最近のロンドンは、日差しや風に秋の気配を感じるようになりました。吹く風がひんやりしていて、秋の訪れを感じます。

    秋といえば、読書の秋、食欲の秋、そして芸術の秋

     

    美しいアートに触れて、心を満たす旅はいかがでしょうか?

    ロンドンには、世界中の名作を無料で鑑賞できる美術館が数多くあります。今回は、ロンドンの中心、トラファルガー広場に位置するナショナル・ギャラリーをご紹介します。

     

    ナショナル・ギャラリーは1824年に建てられた歴史のある美術館です。

    13世紀から19世紀までの西洋絵画を約2000点以上所蔵しています。

    ルネサンスから印象派まで、誰もが知る名作の数々が、時代ごとに系統立てて展示されています。美術に詳しくなくても、その流れを楽しみながら鑑賞できます。

     

    その中、ナショナル・ギャラリーを訪れたら、誰もが足を止める一枚。

    フィンセント・ファン・ゴッホの『Sunflowers』(ひまわり)です。 日本でも近年、様々な場所でゴッホ展が開催されていますが、やはり実物の迫力は格別です。

     

    そして、こちらは『Landscape with a Ploughman』(耕す人と農家のある風景)です。

    この作品は、ゴッホが療養施設にいた頃に描かれました。。太陽の光を浴びて輝く大地と、黙々と働く農夫の姿は、困難な状況の中でも創作に情熱を燃やし続けた、ゴッホ自身の姿を表しているかのようです。 

     

    ナショナル・ギャラリーには数多くの傑作が並びますが、その中でも私の胸に強く響いたのが、17世紀から18世紀にかけて活躍した女性画家、ラシェル・ライス(Rachel Ruysch)の作品です。

    こちらは彼女の代表作の一つ、『Flowers in a Vase』(花瓶の花)

     

    花びら一枚一枚の繊細なグラデーション、葉の上に光る小さな露、そして花にとまる昆虫まで、すべてがリアルに描かれて、驚きました。

     

    作品を鑑賞しているとき、現地の先生が、学生たちを連れて作品の前で授業している光景を見かけました。芸術が日常に溶け込んでいるロンドンの豊かさを感じた瞬間でした。

    今回は「芸術の秋」にぴったりのロンドンのナショナル・ギャラリーをご紹介しました。

    みゅうロンドンでは大英博物館とナショナルギャラリー午後見学プライベートツアーを開催しており、知識豊富の日本語ガイドが解説しますので、さらに深く勉強されたい方はぜひ参加してみてください(๑`·ᴗ·´๑)!

     

    Kちゃん

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