SABUGAL（サブガル）で子ヤギを食べました！　ミキ・リスボンブログ｜オプショナルツアー・現地ツアーの[みゅう]

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SABUGAL（サブガル）で子ヤギを食べました！

2021-01-12

皆様、こんにちは。

今日は、先週ご紹介したSORTELHAから車で約30分の町、

SABUGAL（サブガル）の町の有名レストランのお話をしたいと

思います。

SABUGALは比較的大きな町なのですが、周りに他に大きな町はなく、

田舎道をずーっと走っていると突如現れる、陸の孤島のような

印象です。

上の写真は、SABUGALの町の城跡ですが、SORTELHAに比べると

お城の跡がしっかり残っています。

町にはこのように河も流れていて、とても良い雰囲気。

実は今回わざわざこのSABUGALまで来たのには理由がありまして、

先日テレビの番組で、齢2～3か月の本当に小さな仔ヤギ、仔羊のグリルを出すSABUGALの老舗有名レストランの放送していたんですが、

レポーターが言っていた「柔らかくて骨まで食べられる」という

セリフがどうしても気になり、この目で（歯で。。？）確かめよう

と遠路はるばるやって来た、というわけなのです。

レストランの名前は、ROBALO（ホバーロ）。

ポルトガル語で魚の鱸という意味です。

こんな内陸の、山奥のレストランに魚の名前とは？と思ったのですが、

おそらく創業者かオーナーのお名前なんでしょうね。

レモンイエローの壁に石造りの看板が良くあっています。

店内は、天井が高くとても広々としています。

テーブル間の間隔もきちんととってあり、安心。

テーブルクロスもお皿も、レストランの名前入り。

ちなみにお皿は、ポルトガル高級食器ブランドVISTA ALEGREのもの。

さすが、老舗の名店です。

さて、内陸はチーズや生ハム、チョリソ―などの燻製が美味しいので

色々頼んでみましょう。

チーズの盛り付けに少し笑ってしまいましたが、味はクリーミーで

塩気も強くなく、少し酸味があるのでパンにとても良くあいます。

生ハムも、脂の部分が甘くてコクがあります。

残念ながら、リスボンではなかなかこんなに美味しい生ハムには出会う

ことができません。

地元にいかなければ食べられない美味しいものって、本当に沢山

あります！

続いて来たのは、この辺りで良く食べられるチョリソー。

名前は失念してしまいましたが、柔らかくて脂っこくなくて

いくつでも食べられそうです。

そして今回特に印象に残ったのがこのサラダ。

手前真ん中のお野菜、どうやらなにかの芽らしいのですが、見たことも

食べた記憶もありません。なんだろう、これ？

全くクセがなくて美味しいお野菜でしたが、なにより全部の食材が

瑞々しくてサラダの味付けもちょうど良い！

ボール一杯食べたいくらいでした。

そして、ついにやってきたメインディッシュです！

今回は仔ヤギをチョイス。

これで2人前。少ないかな？と思いましたが前菜に色々頼んだので

十分でした（写真にはありませんがポテトもついてます）。

お肉自体はとても淡白なので、こちらのROBALO特製ソースをかけて

頂きます。少し酸味があって、にんにくたっぷりのソースがお肉に

とてもあいます！

臭いもなくて確かにとっても柔らかいお肉でしたが、さすがに

骨は食べられませんでしたよ～レポーターさ～ん！

でもこんなお料理も、リスボンではまずお目にかかることはできません。これだから旅行はやめられない！

お店の奥では、暖炉でおじさんが黙々とお肉を焼いていました。

地面に直接炭を置いているので、準備も後の掃除も楽でしょうね。

SABUGALまでは、ポルトから約2時間半。

VISEUやGUARDAで途中下車しながら行くと、ちょうど良いと

思います。

SORTELHAまでも30分。お時間がある方に是非お勧めしたいルート

の1つです！

YK