【ピレネー】アラゴンピレネーの古都、アインサ みゅうマドリッド みゅうバルセロナ ブログ記事ページ

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    【ピレネー】アラゴンピレネーの古都、アインサ


    2016-12-12

  • 昨日投稿のピレネーの旅の続きです・・・

    さて、午前中に4x4タクシーでオルデサの山々や高山植物を堪能した私たち、その後は美味しいランチを食べにトルラからちょっと遠出しました。

    オルデサ圏谷の底を流れ、その後南東へと流れるアラ川(Rio Ara)に沿って走る国道260号線を50㎞ほどドライブし、古都アインサ(Ainsa)へ。

     

    このアインサという町は、言い伝えによると711年に南から侵入しあっという間にイベリア半島を制圧したイスラム勢力から国土を回復したレコンキスタの先駆けとなった場所のひとつ(724年に奪回)だったとか。現在まで残るアインサ城は土地の豪族によって11世紀に造られたもので、11世紀にはアラゴン王国の統治下となりました。町はアラ川沿いの高台にあり、かつては城壁で囲まれていそうです。

     

    マヨール広場

     

     

    マヨール広場の一角を占める、サンタマリア教区教会。教会の鐘楼にも登りました。

     

    町のメインストリート。

     

    ん・・怪しい東洋人約3名・・私の連れ。

     

     

    マヨール広場から細い通りを入ると・・・

     

    El Callizo(エル・カジソ)というレストラン。ここが今日の目的地。

    スペイン語で通りのことをCalle(カジェ)と言い、普通は細い道や小路のことはCallejon(カジェホン)ですが、この地方の方言ではCallizoというのだそうで、これが店の名前の由来です。

     

    このレストラン、ピレネー山中にひっそりと佇む古都にあるにもかかわらず日本の旅行雑誌やウェブでも紹介されていたので、それじゃ行ってみようということで食べに来ました。

    15h00に予約を入れておいて、通されたのはメインダイニングの窓際テーブル、ラッキー!

     

     

    メニューは創作料理のセットメニューが2種類のみ。料理もさることながらそのサーブの仕方がエンタテインメントらしいのですが、とにかく百聞は一見に如かず、4人それぞれ異なるチョイスでオーダーしてみました。

     

     

    まず、食前酒とともに赤いバラ。これも食べ物です。

     

    ドライアイスの煙の中から現れたのは、氷に載ったアミューズの数々

     

    ミニポテト岩塩焼き

     

     

    ポテトには氷の彫刻の掌に乗ったトリュフバターを付けて。

     

     

    夏なのに突如、クリスマスツリーのような松の木が登場。

     

     

    松に積もった雪に見立てた綿菓子の中はイチゴ風味のムース。

     

     

    巨大な石が置かれてぎょっとしたら、中はセビッチェ。

     

    まだまだ、出てくる前菜の数々・・・

    鱒 

     

     

    このリゾット、めちゃ美味しかった。

     

     

    ウェイターさんが「これは食べられません」と言って置いていったこれは・・・

     

     

    玉ねぎをくりぬいて魚介を入れて鍋にして、それを煮るための固形燃料でした。

     

     

    イカ?と思ったら、イノシシ肉をパスタに包んでフォアグラソースをかけたもの。美味!

     

     

    メインはお肉と魚のチョイス

     

    仔羊

     

     

    メルルーサ

     

     

    そして、私が選んだデザート・・・な、なんだこれは・・・

     

    綿菓子の帽子を取ると、アイス、ヨーグルト、クルミ、クリーム・・・

     

     

     

    締めのコーヒー、そしてポロンで食後酒。

     

     

    楽しくって美味しいランチを終えてレストランを出たのは、17h30でした。

     

     

    若くて元気なスタッフの人たち。                 ありがとう、ご馳走様でした!

     

     

     

    オルデサ国立公園から車で45分くらい、古都アインサと美味しいランチ。

    充実した午後でした。

     

    Lucymama


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