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    ラファエッロのカルトンお披露目記念アンブロジアーナ絵画館無料の日(2019年4月6日)


    2019-04-05

  • さて、先日お伝えしたように、3月27日より、修復後(やっと)ラファエッロのアテネの学堂のカルトンが公開になりました。

    なので、普段よりアンブロジアーナ絵画館は人で賑わっていました。

    どきどきしながら第5室に行って見ると・・・

    カルトン アテネの学堂

    ありました!5室はこのカルトンにだけ捧げられたお部屋。お久しぶりのアテネの学堂!

    カルトン アテネの学堂

    ライティングもドラマチックです。

    そして!なんと間近で見れてしまうのです。

    カルトン アテネの学堂

    ↑こおおんな間近で見ると、ラファエッロのカーボンのタッチに感激。

    私的には、バチカンのフレスコ画よりも好きです。デッサン力すご過ぎ。正直、感動でじーんと目頭が熱くなりました。

    カルトン アテネの学堂

    ↑ヒュパティアではないかとされる唯一の女性(説がある)はラファエッロの愛人説、フォルナリーナ説もあり。

    カルトン アテネの学堂

    ↑プラトンはご存知ダヴィンチがモデルと言われる。ミケランジェロがモデルと言われるヘラクレイトスは居ません。ラファエッロが後で付け足したことが、ここからもわかります。

    カルトン アテネの学堂

    ↑こちらは、部屋に入る前に置かれているスクリーン。こんな風に動画で説明があります。

    カルトン アテネの学堂

    ちなみに明日4月6日はラファエッロの命日を記念して、アンブロジアーナ絵画館は無料になります!!

    通常は一般15ユーロ、18歳以下と65歳以上は10ユーロなので、是非行きたいところですね。が、朝早く行かないと激混みしそうです・・・。

    ラファエッロは36歳で没しました。今年はダヴィンチ没後500周年ですが、来年はラファエッロの没後500周年になりますね。ラファエッロはダヴィンチより随分若いのですが、残念ながら早世でした。の割にはダヴィンチよりも作品は多く残っていますが、このカルトンはそのサイズ(8.04x2.85m)においても古さにおいても保存状態においても。全てにおいてレアものです。


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