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    ベネチアの水上バス バポレット


    2016-07-19

  • ベネチア島内では車両は自転車も含めて使用不可。従ってゴンドラのような小型の船舶が昔から移動のために重要な役割を果たしてきました。ゴンドラがほぼ100%観光用の乗り物になった現在でも、モーター付の小型の船が街の中の狭い運河に停泊しています。そう、ここではマイカーならぬマイボートを持つ人が結構たくさんいるのです。

    但し、それでもボートを持たない、あるいは船舶の運転免許を持たない住民のほうが圧倒的に多いのも事実。そこで活躍するのが、今やベネチア名物とも言える水上バス。バポレットと呼ばれることが一般的ですが、本来はバポレットとは蒸気船のこと、今ではもちろんガソリンを燃料とするモーターで動いているのですが昔からの呼び方が今でも使われているのです。

    いくつもの路線があり、1番から順番に番号がついていますが、気をつけなければいけないのは進行方向。例えば、大運河を往来する1番に駅前から乗る場合、リアルトやサンマルコへ行こうとすれば駅を背にして左に進む1番に乗ることになります。右へ進む船に乗れば一駅で終点のローマ広場です。よく方向を間違える方がいらっしゃいますのでこの点は要注意です。

    一番いいのは乗り場で誰かに訊ねることです。イタリア人は結構ぶっきらぼうに見えることもありますが、むしろ彼らにとってはごく普通のこと。ニコリともせず答えるので怒っているのか、機嫌が悪いのかと心配になるかもしれませんが、実はそんなことは一切なく、一生懸命に親切に答えているのですが、日本人ほど物腰が柔らかくないだけのことです。本当は親切な国民です。

    少し話がずれましたね。ところで、水上バスのチケットは1回券から24時間、48時間、72時間券など多様です。行きたいところ、体調などに合わせて計画を立てると良いでしょうね。夏の暑い時期には無理は禁物、バポレットを効率よく使うのもお勧めです。但し、トランクや大きなリュックを持っての乗車は他の利用客にも迷惑ですから、できるだけ避けてください。あれはあくまでも手ぶらで観光するための移動用に使う乗り物です。それが理想です。

    水上バス


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