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    【食欲の秋2021】イタリア食材!ご当地グルメ”De.c.o.” マ-クとは


    2021-09-06

  • みゅうレディ-スチ-ムメンバ- 中田です。

     

    ご当地グルメ”De.c.o.” マ-ク

     

    イタリアの食品には, 特産品を保護するマ-クがついています。有名なのがDOP ,  IGP ,   STG

    日本でヨ-ロッパの食品購入の際にも参考になりますよね。

     

    DOP-Denominazione di Origine Protetta (原産地呼称保護)

    パルマハムなどでも有名ですが限定された地域内で明確に規定された生産方法と伝統的な製造方法などすべて定められこれにそって作られた製品です。

     

    IGP- Indicazione Geografica Protetta (地理表示保護) 

    DOPの定められている生産、加工、熟成の全行程のうち一工程のみ定められた地域で行えばよい。

     

    STG- Specialità  Tradizionale Garantita (伝統的特産品保証)

    決められた工程を守れば作られる場所は問わない。代表的なのがナポリピザ。日本でも有名多くのレストランが出してますね。

    ル-ルは、ピザの直軽35cm以内、生地は手で伸ばす、立ち上げた縁があることなどなど。

    ル-ル守り作れば本場ナポリピザが日本で食べれる。

     

    これらは特産品保護する為EUで定められています。

     

    これ以外に自治体(市町村)によって決められたマ-クで街の歴史が刻まれたご当地グルメそのマ-クDe.c.o- Denominazione comunale di origine(自治体原産地呼称)です。

    その中から今回ご紹介するのはラッツィオ州ラティ-ナ県のガエ-タのla Tiella di Gaeta ティエ-ラ・ディ・ガエ-タです。

     

    昔、妻達は漁師たちの為に日持ちするティエ-ラを地元の食材を使い作り夫に持たせていました。漁師たちは漁の間船上でフォ-クやナイフを使わず手で食べていたそうです。

    材料は、タコ、イカ、スカロ-ラ、オリ-ブの実など、ふんだんに使われるオリ-ブオイルどれも地域の名産品です。

    De.c.o マ-クにも細かくル-ルが決められています。

    原材料の源産地、製法の指定、そしてこのガエ-タのテイエ-ラは現地7つのレストラン、テイエッレリーアで作ることが指定れてます。ですからガエ-タ以外で作られたものは、オリジナルとは認められません。現地でしか本物が味わえないご当地グルメです。

    ある有名な作家がティエ-ラについて書いてます。

     

    ”円形のテイエ-ラを切りわけ、フォ-クやナイフを使わず素手でつかみ口にはこぶ、指の間からはオリ-ブオイルが流れ落ちる、、、手で食べないと本当の味がわからない、何ともいえぬ美味しい伝統の料理。”

     

    漁師が持って行った妻の愛情あふれるお弁当、今バカンス中のイタリア人達は砂浜で昼食とビ-ル片手に舌ずつみ、いつか旅が再開されたら皆さんも現地で潮風を受けながら素手でガブリ!伝統の味を食べてみてください。

    吹く風にはこばれ塩味がプラスされ、漁師の歴史を思い起こしさらに美味しい調味料となり旅先の思い出が刻まれることでしょう。

     

    ガエ-タは、ロ-マから120km ナポリから80kmに位置するティレニア海に突き出た半島で美しい港町、ロ-マ帝国時代までさかのぼる歴史があります。

    おうち時間で楽しみたい方は、

    材料

    小麦粉 500g

    酵母 20g

    オリ-ブオイル 大さじ3

    ぬるま湯 200ml

    タコかイカ下ゆでしたもの1kg

    トマトの水煮 100g

    イタリアンパセリ 適量

    塩 適量

     

    家庭料理であったので家にあるものや好きなものを材料に作るものです、2枚のピサ生地に何を挟むと美味しいか色々楽しんでみてください。

     

     

     


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