サンタ・マリア・デ・ラ・アラメダ管理釣場 みゅうマドリッド みゅうバルセロナ ブログ記事ページ

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    サンタ・マリア・デ・ラ・アラメダ管理釣場


    2021-03-22

  • Santa Maria de la Alameda管理釣場は、マドリッド北方のGuadarama山脈の南側を流れるAseña川とCofio川のそれぞれ7 kmと5kmの区間に設けられた釣場で、比較的に小さな河川ながらも、自然のままの豊かな環境でマス釣りを楽しむことができます。この管理釣場は、地元のフィッシング・クラブがマドリッド州政府と共同で運営しており、定期的にTrucha Arcoiris (虹鱒) の放流を行っています。Cofio川では在来種である野生のTrucha Comun (ブラウン・トラウト)も僅かながら生息しているようです。

    牧歌的なCofio川の管理釣場   Aseña川の管理釣場第2エリア

    マドリッド市内から車で国道N-6 (コル-ニャ街道) を北に向かい、途中M-505に入り、16世紀 フェリ-ペ2世の時代に建立されたユネスコ世界遺産:エル・エスコリアル修道院を横目に更に北へ進み、週末はバイクの愛好家達の集りで賑わうクルス・ヴェルデ峠を越え、アビラ方面に向かいます。7分程進むと左手にレストラン・シドレリア・ラ・カソ-ナが見えたら、右折してM-538に入り5分程でサンタ・マリア・デ・ラ・アラメダに到着です。(ここまでの所要時間約1時間半程度)

     

    クルス・ヴェルデ峠を越えると、伝説のオートバイ・レーサ-:アンヘル・ニエト展望台があり、普通とは違ったアングルからエル・エスコリアル修道院を眺めることができます。 

    Bar Sol y Aire Casa Santi

    村の広場に面したレストラン・バル "SOL y Aire Casa Santi 住所: Plaza de Santiago 8"がフィッシング・クラブの事務局にもなっていて、管理釣場の会員手続きや当日の釣りのパーミッション(遊漁券)を発行してますが、その前に、釣魚免許証(LICENCIA DE PESCA)の取得が必要となりますのでご注意ください。マドリ-ド州の場合は、マドリ-ド州環境局 (Consejería de Medio Ambiente, Comunidad de Madrid 住所:Gran Via 3)で入手します。 下記のオフィシャル・サイトでも入手が可能です。 

    http://www.madrid.org/cs/Satellite?c=CM_Tramite_FA&cid=1109168992012&noMostrarML=true&pageid=1331802501637&pagename=PortalCiudadano%2FCM_Tramite_FA%2FPCIU_fichaTramite&vest=1331802501621

     

        マドリ-ド州釣魚免許証

     スペイン国内の河川は各自治体の環境局が管理しており、釣行先の自治体が発行する釣魚免許証を事前に取得する必要があります。また、アストゥリアス、バレンシア、アラゴン、エクストレマドゥ-ラ、カスティ-ジャ・イ・レオン、マドリッド、ムルシア、ガリアの自治体間で1年間有効な共通釣魚免許証も発行されてます。

    2021年3月15日、Aseña川の第2エリア (2.5Km)で今年最初の虹鱒の放流 (250 Kg) が行われ、本格的なシーズンの開幕を迎えました。

    3月19日、北からの低気圧の影響でこの数日で気温が大幅に下がっていながらも釣行を決め、午前10時、標高1,420mのSanta Maria de la Alamedaに到着した時の気温は3℃、空は分厚い雲に覆われ、霧雨もちらつくなか、果たしてこんな天気 (低水温) で鱒たちが毛鉤を補食してくれるか心配しながら、レストラン・バル "Sol y Aire Casa Santi"でパーミッションの手続きを終え、街道 M-535でRobledondo方面に向かい約5分、Aseña川の管理釣場第2エリアの上限となる橋に到着。橋の脇にはきれいに整地された駐車場もあり、自然を求めハイキングに訪れた大勢の人達の車が止まっています。はやる気持ちを抑え、お気に入りのニンフ用フライ・ロッド(ライン4番、10フィート)の準備を終えて、いざ実釣開始。 

     

              渓谷部分                         里川部分

     Aseña川の第2エリアは、川幅はさほど広くありませんが、谷を縫って流れる荒涼たる風情と流れ豊かな里川を彷彿とさせる風情の両面を持ち合わせ、清らかな流れのおかげで、川床には水草が繁茂しています。  上流部の橋の下のプ-ル、水草の際、渓谷部の流れの落ち込みなど色々異なる状況に対応するための練習にもなります。

     

    川辺では山スモモやアーモンドが満開。

     

    行交う釣り人と情報を交換しながら、3時間に及ぶ試行錯誤の末、2℃ほど気温も上がり、やっと毛鉤(黒系のマイクロニンフ)に反応してくれた愛しい虹鱒君、写真撮影の後は川へリリ-ス。

    Santa Maria de la Alameda管理釣場の詳細は下記をご参照ください。https://clubpescasantamaria.webnode.es/    https://www.facebook.com/santamariaclubdepesca/  https://www.madridfishing.com/coto-de-pesca-santa-mar%C3%ADa-de-la-alameda?fbclid=IwAR23g5fjm6O7rEfjXGSpEPYdNBKC-p2JMMMWLk2A9O0PN9FSmCS81c1j8a0

    Fario  


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