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    【マドリッド】 鬼滅の刃 ~スペインでの人気は?~


    2020-12-30

  • 鬼滅の刃(Guardianes de la noche)

     

     

    みゅうのオンラインツアーでお客様から「鬼滅の刃はスペインでも人気ですか?」というご質問がありました。日本オタクの人や日本の漫画を好きな子供たちは知っていましたが、スペインに暮らす一般の人たちに浸透しているかというと?かも知れません。

    早速、検証するため、街に出かけ、3つの異なるお店に行ってみました。

    まずは、スペインの唯一の百貨店、エル・コルテ・イングレスの本屋さんへ。コミックコーナーには日本の漫画がたくさんありましたが、「鬼滅の刃」は見当たらず、店員さんに日本語のタイトルのまま「Kimetsu no yaiba」ありますか?と尋ねると、なんのこと?という顔をされ、リアクションなしでした。置いてなかったです。

    アニメのフィギュアのコーナーにも鬼滅のキャラクターは見当たりません。

     

     

    次は、フランス系大型メディアストアのFNACへ。こちらは少し手ごたえあり。

    コミックコーナーにたくさんの日本漫画の本が積まれていましたが、その中でも突出して堆かったのが「鬼滅の刃」でした。スペイン語のタイトルは「Guardianes de la noche」(直訳すると、「夜の番人たち」)。

     

     

    そして、すぐそばに「約束のネバーランド」も積まれていました。

     

    「鬼滅」、棚にもあります。

     

    「約ネバ」も棚にもあります。タイトルは英語のまんま。

     

    FNACの別のフロアにあるマーチャンダイズコーナーにも行ってみました。店員さんに「Kimetsuのフィギュアありますか?」と日本語のタイトルで尋ねると、「最近、よく聞かれるんですよ。えーと、スペイン語のタイトルはなんだったっけ。数は少ないけどあると思いますよ」と言って、フィギュアがあるコーナーへ連れて行ってくれました。

    広ーいフィギュアのコーナーの一角・・・

     

    鬼滅はこの3個だけ。

      

    そして、3軒目に行ったのは、マドリッドの都心でも独特の文化を持つマラサニャ地区、壁やシャッターにこんな風なグラフィティが描かれている通りにあるお店。

     

    入り口は普通のドアで店の名前が書かれているだけ。スペインではオタクのことをフリキ(FriquiまたはFriki)と言いますが、まさに日本アニメのフリキ達が通う店のひとつ、その名もオタクセンター(Otaku Center)! とにかく日本の漫画やコミック、日本文化に関する本がいっぱい。約束のネバーランド(The primised Neverland)は19巻まで、鬼滅の刃(Guardianes de la noche)は16巻まで、しっかりそろっていました。

    そしてなにより圧倒されたのは、フィギュアが豊富なこと!「鬼滅」だけでもこんなにいっぱい。

     

     

     

     

     

     

     

     

    この店のスタッフにスペインで「鬼滅」のアニメや映画が見れるのはいつでしょう?と尋ねたところ、アニメはNetflixでもうすぐ見れるようになるらしい、映画も来年の早い時期にスペインでも上映されるはず、とのことでした。

    炭次郎のフィギュアがカッコよくて、大人の自分でさえ欲しくなってしまいます。結局、このオタクセンターで「鬼滅」と「約ネバ」の両方を1巻ずつ買って帰ってきました。

     

    もちろんコミックはスペイン語ですが、禰豆子が鬼になってしまったことが分かる場面はやっぱり切ない!

     

     

    さて、検証結果ですが・・・・

    「鬼滅の刃」はオタクの間では既にかなりの人気になっていて、少しずつ子供たちやオタク以外の人たちにも認知され始めていますが、今の日本のような「社会現象」には未だなっていないようです。ネットで確認したところ、アニメと映画がスペインで公開されることは決まっているようですが、詳細な開始時期は未定のようです。

    早く見たい!

     

    Lucymama

     

     


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