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							 日本の皆様にはお馴染みのサグラダ・ファミリアです。 「世界遺産・サグラダ・ファミリア」とよく書かれていたりしますが、サグラダ・ファミリア全部が世界遺産ではないこと、ご存知ですか。 ユネスコに認定されている内容を見ますと、2005年に「アントニ・ガウディの作品群」の7つの建造物の一つとして世界遺産に登録されましたが、そこには「アントニ・ガウディの手掛けた生誕のファサードと地下礼拝堂」と明記されています。 そう、よく写真などでみる、  こちら側のファサードと、あとは  この地下礼拝堂。 この二か所が世界遺産なのです。生誕のファサードの反対側にある受難のファサードやバシリカ内部は世界遺産ではない、ということですね。 ん、地下礼拝堂ってどこ??? そう、「世界遺産」に登録されている地下礼拝堂はあまり世に知られていません。といいますのも普通の入場チケットで入場できるエリアには含まれていないのです。基本的には礼拝にいらっしゃるキリスト教信者の方に開かれており、観光として内部を入場するには特別に公開されている日か、ツアーなどで特別に入場申請をして許可された場合にしか見学することができないのです。 今回機会を頂いて内部を見学してきましたので少しだけご紹介します。  地下礼拝堂への入口は、受難のファサード側、サグラダ・ファミリアに向かって左手、チケット売り場の脇にあります。通常は扉が閉まっておりガードマンが立っています。  扉を進むとCRIPTA(礼拝堂)と書かれた入口へ。  階段を下りた先にはバシリカ内部の賑やかさ、人の多さとは対照的にひっそりとした小さな礼拝堂がありました。  祭壇奥にある「聖家族」のレリーフ。   カタルーニャ守護聖女、黒いマリア像。モンセラットにあるものと同じです。  一番奥まったところに、アントニ・ガウディのお墓があります。   もともと地下礼拝堂に設置されていたオルガンは、1936年のスペイン内戦により破壊されました。 この度、バルセロナの某団体より、1896年に作成された著名なオルガン職人Cavaillé-Collによる貴重なオルガンが、サグラダファミリア教会へ寄贈されました。 しかし、老朽化が進み、大掛かりな修復が必要なため、その修復費用のための寄付金を募るプロジェクトが進んでいるそうです。 ここでその修復されたオルガンの音色を聞くことができたら、どれほど美しい音色を奏で、厳粛な気持ちになれることでしょう。。。 バルセロナにいらっしゃる皆様にも是非ともこのガウディが実際に手掛けた地下礼拝堂をご覧頂き、感じて頂ければと思います。 支店長 ホセ 
サグラダ・ファミリアの世界遺産はほんの一部というお話。。。
2020-01-31
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