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    【ピレネーの旅 3】 Bielsaの町とパラドール


    2018-09-01

  •  【ピレネーの旅2】 からのつづきです。

     

     

    2日目午後、今回の旅の最終目的地、Bielsaに到着、18h00前にはホテルにチェックイン。

    あまりにも小さくて可愛らしい町で、びっくり。

    5分もあれば中心地を歩いて一周できちゃいます。

     

    北西方向からBielsaに流れ込むシンカ川(Rio Cinca)が創る渓谷がValle de Pineta、その北をシンカ川と並行して流れるレアル川(Rio Real)が創る渓谷がValle del Rio Real、フランスと国境を接する北から流れ込むバロサ川(Rio Barossa)、この町は多くの渓谷の中心的な場所にあります。

     

    北西へValle de Pinetaを進むと、屏風のように屹立する山に挟まれた深い渓谷の一番奥、モンテペルディド山の足元にパラドール(Parador de Bilsa)があります。

    直線距離にしたらモンテペルディド山頂まで3-4キロメートル、フランス側のガバルニ渓谷(Gavarnie)までも数キロメートルという場所です。

    こんな素敵な場所にパラドールがあるということ、実は今まで知りませんでした。

    Parador de BielsaのWebページ。

    泊まりたかったのですが、既に宿泊予約は満杯、ざんねーん!

    であれば、晩ご飯を食べようということで、20h00頃に嵐が来ると言う天気予報でしたが、Valle de Pinetaの渓谷の奥まで片道12㎞の道を進みます。

     

      

     

    正にパラドールに到着するやいなや、大粒の雨が落ちてきました。

    パラドールからのテラスから北東方向を望むと、山々のかなたにモンテペルディド山が見えるはずですが、どれだろう。

    Cascada de Cinca(カスカダ・デ・シンカ)呼ばれる滝が峨々たる岩山を落ちて来るのが見えます。

     

     

    私たちがパラドールでこの土地で採れた美味しいお肉を頂いている間、もの凄い嵐でした。

    車軸を流すような雨、雷鳴、稲妻。何度か停電にもなりました。

     

     

    夕食を終えて、パラドールの外に出ると、雨はほとんど上がって、薄い雲が山肌に絡みついていましたが、その雲が少しずつ晴れていくにつれて、素晴らしい光景が現れました。

    渓谷の屏風岩のあちこちから水が流れ落ちたくさんの滝ができていました。なかなか見ることのできない壮観を嵐のおかげで見ることができました。

     

     

    明日は、4X4の車でBielsaの周りの山々の頂を目指します。

    づづく。

     

    Lucymama


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