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    フィレンツェの近代美術館


    2020-10-16

  • ボンジョルノ!フィレンツェ公認ガイドの伊藤裕紀子です。

    今日はあまり日本のお客様が訪れない美術館をご紹介します。

     

    フィレンツェの近代美術館はピッティ宮殿の3階(secondo piano)にあります。

    ピッティ宮殿には他にも「大公の宝物殿」「パラティーナ美術館」「衣装博物館」「ボーボリ庭園」「陶磁器博物館」などがあり、全部見学するのは大変ですよね。

     

    もっとも人気があるのはラファエロの作品を鑑賞できる「パラティーナ美術館」ですが、もし興味があったら近代美術館にも足を踏み入れてみてください。

     

    30もの部屋に18世紀終わりから20世紀始めまでの作品がずらり。

    その時代のイタリアを代表する芸術家たちの作品を網羅した美術館になっています。

    展示方法が時代別になっているので、進みながらイタリア近代美術の歴史を見ることもできますよ。

     

    肖像画が多いのもこの美術館の特徴です。宗教画ばかりで疲れた、気分をリフレッシュしたい人にもおすすめです。

     

     

    新古典主義のピエトロ・ベンヴェヌーティから、ロマン主義のフランチェスコ・アイエツ。

    マッキャイオーリと呼ばれる、19世紀フィレンツェの色斑画法による革新的な芸術運動に属する画家たちの作品。

    そしてキャンパスに色を分割して並べ、視覚混合で光と色の表現を最大限に発揮した新印象派。

     

    ルネッサンスのイメージが強いフィレンツェをまた違った観点から知ることができる楽しい美術館です。


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