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フランスでジャムの妖精といえば、アルザス地方ニーデルモルシュヴィル村にあるクリスティーヌ・フェルベールさんのジャムですね!
では、フランスでジャムの王様といえば!?

フランス南西部ポー(Pau)に本店をかまえる、フランシス・ミオ氏です!ミオ氏はジャムの王様、またはジャムの法王などと称えられています。

通称《ミオジャム》と呼ばれる彼のジャム。
ミオ氏は独学でジャム製法を勉強したあと、高級デリカッセンル・ノートル(Lenôtre)の学校で学びます。1985年に自身初のジャムを発表。瞬く間にミオジャムの評判は広がり、1987年フランス国家最優秀ジャム職人の称号を獲得。そして1988年、1990年、1991年と実に3度も世界ジャムコンテストで輝く金賞を獲得しました。
30年も前に3回とっただけ?と思われた方もいるでしょう。
いえいえ、彼のジャムは別格すぎて、もうコンクールには参加しないという『殿堂入り』をしたのです。彼が出場すると他の人が勝てないなんて、なんてすばらしい、名誉ある『殿堂入り』!

その後も彼の活躍は続き、2010年にはVase de Sèvres du Président de la Républiqueというフランス大統領賞を受賞。フランスのジャム職人協会会長、フランス料理アカデミーの一員、など、まさにジャム界の王様の名にふさわしい輝かしい経歴をお持ちなんです。

ミオジャムは何がすごいのでしょうか?
ミオジャムは、砂糖、人工着色料・保存料を使わず果物の甘みだけで作られたジャム。
緑の蓋のジャムは、砂糖を加えず、果物の甘さだけで作られたジャム
赤い蓋のジャムは、砂糖といってもサトウキビの砂糖で甘さを加えたジャム
精製した砂糖は一切使わない信念なんですね。果物だけの甘さでジャムを作っています。本店はフランス南西部ポー(Pau)にあります。寄り道してでもいきたいお店です!

46-48 rue Maréchal Joffre 64000 PAU
(城)
フランスのジャムの王様
2018-09-25
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