オデオン(ODEON)駅すぐ近く、本格派 フランコ・ジャポネレストラン BOTAN みゅうパリ ブログ記事ページ

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    オデオン(ODEON)駅すぐ近く、本格派 フランコ・ジャポネレストラン BOTAN


    2018-08-13

  • 友人が立ち上げにかかわったレストランが開店したというので早速行ってみました。

    店は、オデオンODEON駅の近く。サンジェルマンデプレSAINT GERMAIN DES PRESからも徒歩圏です。安く化粧品が手に入るので有名な、シティファルマCitypharmaから徒歩2分。アロマ好きが集まる店アロマゾーンにも近いので、このあたりの買い物ついでに寄るランチとしては最適です。

     

    さて、ココがお店。BOTAN。開店2日目ということで、まだ看板もかかっていません。パリ市の許可を取るのに時間がかかり、とても大変なんだそうです。

    お店のコンセプトは、フレンチと和食を融合させたフランコ・ジャポネ。和食も、フレンチもどっちもすきなので、期待が高まります。

    昼のランチは、2コースで20ユーロ、3コースで28ユーロとこの土地にしてはかなり良心的。

    前菜に頼んだのは、和牛コロッケ。

    カリッカリの衣に、ジューシーな和牛がたまらなくおいしい!付け合わせの中には、桃が入っています。全く違和感なく、おいしくいただけました。

    ゴハンが欲しくなるなー、と言ったら、実は、裏メニューでご飯があるのだとか。早速頼んだら、日本米を日本で買ってきた炊飯器で炊いているのですって。日本で食べる美味しいお米が食べられて、大満足。

    メインは、鮭の西京焼き。味がしっかりついていて、ご飯がすすむ、すすむ。

    付け合わせの野菜は、筑前煮。これも味がしっかりしみていて、とってもおいしかったです。

    って、これのどこがフレンチなの?って思うかもしれませんが、この飾り付けを見てください。お皿にデッサンを描くようにする盛り方。フレンチのエスプリを感じませんか。後で紹介するシェフのHIROさんは、まさにこのフレンチのアートな領域に魅了されたのだそうです。

    こちらは、豆腐ハンバーク。

    食感はしっとりと、ソースも日本人好み。こちらも付け合わせの野菜との飾りのバランスが素晴らしいです。

    オーナーは、食器にもこだわっていて、日本から持ってきたやきものをつかっています。

     

    こちらが若い日本人スタッフの2名。

    右が私の友人で、店の立ち上げから手伝っている南洋さん。サービスは南洋さんが担当なので、日本語もちろん通じます。

    左は、山口県出身のシェフのHIROさん。地元のホテルで、和食、洋食、フレンチと2年ずつみっちり基礎を学んだあと、本場フランスでさらに腕を磨くために渡仏。ヴァンヌVannes近郊の星付きレストラン、ドメーヌ・ド・ロッシュヴィレーヌDomaine de Rochevilaineで本格フレンチを学び、このBOTANのシェフに抜擢されました。日本人の口に合う味付けに、本格フレンチの技術が生かされています。

    ちなみに、レストランが休業の月、火曜日は出張料理もやっているそうです。興味のある方は、お店に連絡してみてください。日本語で大丈夫です。

    こちらは抹茶をテーマにしたデザート。

    2人分に、さらにサービスしてもらい、色々なものがのっています。濃厚な抹茶な味が、甘いケーキと溶け合い、絶妙なおいしさです。

    美味しいお料理3コースを食べて、30ユ―ロ以下。コスパ的に最高です。オデオン界隈にいらっしゃる方、この店、本当におすすめです。

     

    BOTAN

    16 Rue Grégoire de Tours, 75006 Paris

    12時から14時、19時から23時

    月、火、休み


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