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パリのモンテーニュ通り30番地に2022年にオープンした「ギャラリー・ディオール」。モンテーニュ通り30番地は、 クリスチャン・ディオールが30歳の時にオープンした彼の初のブティックがあった場所です。モンテーニュ通りには今でこそ多くの高級ブランド店が並びますが、その先駆けはディオールだったといわれています。現在はモンテーニュ通り30番地のブティックがディオールの本店です。

「ギャラリー・ディオール」では、クリスチャン・ディオールの生い立ちから、彼の輝かしい業績、そして過去のコレクションの歴史が、パネルや写真、ビデオ等で紹介されています。フランスのみならず世界のファッション界に革新を起こし、そのトップを走り続けたクリスチャン・ディオールのエスプリを、その神髄まで知ることができる、非常に見ごたえのあるギャラリーです。

クリスチャン・ディオールの代名詞ともいえる、香水『Miss Dior』の過去のコレクション一覧!

建物全部がアートの世界のようです。展示するものによって展示方法を変えて、いかに美しく魅せるかを緻密な計算されています。各展示室のディスプレイ方法が全然異なるので、部屋が変わるたびに驚かされる。特にドレスの展示方法が本当に美しくて、この展示室に入ってくる人みんな「おぉ~…」って声が漏れてます。写真じゃ伝わらないのでぜひ実際訪れてほしい!

世界のモード界を牽引し続けるクリスチャン・ディオールは、VOGUE、ELLE、FIGAROなど、数々のファッション誌の表紙を飾ってきました。

彼のデザイン画と、実際に完成したドレスを見比べてみるとおもしろい。スケッチからそのままドレスがでてきたみたい。創造力溢れるデザインを描くディオール氏はもちろん、それを形にする彼のチームも天才的に素晴らしい。実際にディオールのアトリエで働く方々のデモンストレーションがあり、どうやって服を制作していくのか、リアルな説明を聞くことができました。

3階までの吹き抜け部分、虹色に彼のコレクションが無数に飾られた螺旋階段。ここで写真を撮る人が行列になっています!(しかもみんな長いんですよね…)

見学の最後には、DIOR CAFE があり、軽食を取りながら引き続きディオールの世界の余韻に浸ることができます。さらには、隣の建物にはディオールの本店ブティックがありますので、一度ギャラリーを出た上で通常のショッピングをすることも可能です。

ギャラリーで展示されるドレスは定期的に変更されるそうなので、何回も楽しめますね。

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2017年10月にオープン!イヴ・サンローラン美術館La Galerie Dior
30 avenue montaigne 75008 paris
1 rue François-1er 75008 Paris
(森)
クリスチャン・ディオールの世界に魅了される 「ギャラリー・ディオール」
2024-02-06
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