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    次のパリステイが10倍楽しくなる!おうちでパリ


    2020-06-13

  • 先週までの凱旋門には、地面と門のアーチの部分に、巨大な国旗がはためいていました。

    今、おうち時間を楽しむための工夫が沢山紹介されていますね。

    旅行に行きたくても難しいこの期間、次回の旅に向けて本や映画を観て、「実景プラネタリウム」をおうちで実践されている方もいるのではないでしょうか?

    今回は、パリをまだ訪れたことのない方はもちろん、パリはリピーターという方へもお勧めしたい、パリの街歩きをもっと楽しめる本や映画をご紹介したいと思います!

     

    ①楽園のカンヴァス

    私が大好きな作家、原田マハさんの作品。

    [みゅう]パリスタッフにも、マハさんのファンは多く、以前のブログでも何度か紹介しています。

    パリで日本語の活字に恋しくなったとき行く場所 日本の本屋さん「ジュンク堂 パリ」https://www.myushop.net/paris/blog/detail/5217/114

     アンリ・ルソーという画家、正直なところそれまで(全く)興味を持たなかったのですが、この作品を読んでからは、その特徴的な画風を目にする度に、立ち止まらずにはいられなくなりました。

    注目したいのは、この作品に出てくる他の登場人物・・・。

     

    ②移動祝祭日

    ヘミングウェイというと、ちょっと難しそうで気構えてしまいますが、こちらは彼のパリ滞在記。

    今も当時の雰囲気を残す通りの名前が沢山出てきて、「へぇ〜、あの通りをいつも歩いていたのかぁ」、「えっ、あの辺りに住んでいたんだ!」と、時折地図を開きながら読み進めたくなります。

    パリの街歩きが大好きな人はもちろん、まだ訪れた事がない人も、アメリカ人の作者による、外国人目線のパリを擬似体験する事ができる作品です。

    個人的に大好きなのは冒頭の一文。パリに魅了された筆者の思いが、ここにギュっとつまっています。

     

    ③ミッド・ナイト・イン・パリ

     

    2011年のウディ・アレンの作品。

    この映画は観たことがある方は多いのではないでしょうか?

    アメリカ人の主人公が、裕福な家庭に生まれた婚約者とその両親とともにパリに滞在する間の出来事が描かれているのですが、彼らが滞在したのはパリのエリゼ宮に近いブリストルホテル。

    撮影されたのはこちらのお部屋です♪

    以前、特別に見学させていただいたのですが、あまりの素敵なお部屋に言葉が出ないほど・・・。

    ベッドと壁にかけられたお花の絵、そして部屋に飾られたお花の色が見事に合っていて、上品さに包まれた空間です。

    この作品の中で主人公が訪れる場所は、バスでは通れない、パリが好きな人が選んだ小道100選のような場所ばかり。

    すでに1度観たことがある方も、ぜひ先にご紹介した2冊を読んでから観ると、きっと楽しさが何倍にもふくらむはずです!

     

    今回ご紹介した作品、

    *どれもまだ知らないという方は、③→①→②の順で

    *映画だけは観たという方は、①→②→③の順で

    *全部知っているという方は、もう1度好きな順で

     

    ぜひぜひおうちで楽しんでください♪

     

    次回のパリ、物語や映画の舞台を巡って、話の中に自分を登場させてみるのはいかがですか?(鮎)

     

     

     


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