南仏、ジャン・コクトーの日時計がある美しい「太陽の村」、コアラーズ みゅうパリ ブログ記事ページ

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    南仏、ジャン・コクトーの日時計がある美しい「太陽の村」、コアラーズ


    2019-07-13

  • 南仏、ニースから北へ車で40分、標高667m地点にある「フランスで最も美しい村」の一つに認定されている、「太陽の村」コアラーズ(Coaraze)に行って来ました。 

     

    コアラーズは、ジャン・コクトー(Jean Cocteau)などアーティストの日時計(Cadrans solaires)の村としても知られています。こちらがコクトーの日時計「トカゲ(Les Lizards)」。しっぽが切れたトカゲはコアラーズのシンボルです。

     

    コクトーの署名が入っています。 コクトーの教会についてはコチラ

     

    村外れにある青い教会のフレスコ画を手がけたアーティスト、アンジェロ・ポンセ・デ・レオン(Angelo Ponce de Léon)の日時計「ブルー・タイム」。

     

     

    村役場と郵便局の建物にたくさん日時計が掛かっています。 

     

    アンリ・ゲーツ (Henri Goetz)の日時計「蛇と緑・金の王冠(Le python et sa couronne en vert et or)」。ピカソの友人で、以前のブログでも登場しました。ニースの病院で最期を迎えました。

     

    こちらの日時計によると、写真を撮った時間は、朝9時50分です。

     

    Benのコミカルな日時計のところでちょうど10時となりました! 「Lou temps passa, passa lou ben」はプロバンス地方のなまりで、標準語にすると「Le temps passe, passe-le bien」。作者Benにも引っ掛かっていますね。日時計によく使われている、ラテン語のカルペ・ディエム(Carpe diem「今という時を大切に使え」)とほぼ同じような意味でしょう。

     

    サン・ジャン・パプティスト教会(Église Saint-Jean-Baptiste)。この近くの家の窓から、ギター弾き語りが聞こえて南仏らしい自由な雰囲気が味わえました。

     

    村外れから見たコアラーズの村。なんて可愛らしいんでしょう 

     

    コアラーズ[またはコアラズ] Coaraze

    プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール(Provence-Alpes-Côte d'Azur)地域圏、アルプ=マリティーム(Alpes-Maritimes)県

    (桃)


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