なぜフランスの郵便箱は黄色いのか? みゅうパリ ブログ記事ページ

みゅうパリ ブログ

<< カテゴリ内の前のページ カテゴリ内の次のページ >>

    なぜフランスの郵便箱は黄色いのか?


    2017-01-30

  • フランス、ドイツ、イタリア、スイス、クロアチア、ヨーロッパの多くの地域の郵便箱の色は、「黄色」。いったいなぜ、黄色なのでしょうか。

     

    黄色が選ばれた理由は、歴史的なもので、この色は、最も大きな郵便サービスネットワークを築いたマクシミリアム1世によるものだといわれいます。

    神聖ローマ帝国の皇帝であったマクシミリアム1世は、諸侯たちに手紙を送れるようなネットワークサービスを作るように命令します。諸侯たちは、このサービスを開始するにあたり、マクシミリアム1世の出身であるハプスブルグ家の家紋のカラーである黄色と黒を基調にしました。黄色と黒は、非常に目につきやすいというのも、採用された理由だったかもしれません。

     

    以降、ヨーロッパ、とくに中央ヨーロッパや、ハプスブルグ家が当時していたスペインなどの郵便システムは、数世紀たった今でも黄色をメインカラーとして使い続けています。

     


<< カテゴリ内の前のページ ブログ記事一覧へ カテゴリ内の次のページ >>

最新記事