サント・シャペルのステンドグラス みゅうパリ ブログ記事ページ

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    サント・シャペルのステンドグラス


    2014-09-30

  • パリに来ると、ルーブル美術館、エッフェル塔、凱旋門にシャンゼリゼ大通り、ノートルダム大聖堂、、、、などなど本当にたくさんの観光名所があり、何日あっても足りないくらいだと思います。名だたる観光名所の数々に埋もれて、あまり知名度は高くないものの、でもパリに来たらぜひ一度は見ていただきたいのが、シテ島にあるサント・シャペルのステンドグラスです。

     

    サント・シャペルはパリ中心部シテ島に位置し、ノートルダム大聖堂からも徒歩すぐ。隣には裁判所とコンシェルジュリーがあります。

     

    サント・シャペルは、13世紀にフランス王ルイ9世(聖ルイ)の命によって建設されました。聖ルイは1239年、コンスタンティノープルのラテン帝国皇帝ボルドワン2世から、135 000リーブルもの大金で、キリストの聖遺物「茨冠」を購入。購入した聖遺物の納めるために、このサント・シャペルの建設を決めました。(このキリストの聖遺物「茨冠」は、現在はノートルダム大聖堂に保存されています)。聖ルイはその後1241年にも、聖十字架のかけら等の聖遺物もボルドワン2世から購入しています。

     

    サント・シャペルの内部は上下二層の二階建てとなっており、上の階は王や側近のための礼拝堂、下の階はその他信仰者への礼拝堂となっていました。

     

    上の階には、750㎡に及ぶステンドグラスが輝いており、聖書のエピソードが描かれています。一旦中に入ると、思わず息が止まるほどの美しいステンドグラスが広がります。静かにゆっくりと、いろいろな角度からステンドグラスを眺めるのがオススメ。ステンドグラス以外にも、内部の細かな装飾も非常に魅力的です。

     

    ↓こちらが下の階の礼拝堂。現在はこの下の階(地上階)に、入場窓口やお土産ショップなどがあります。

     

     

    夜にはサント・シャペル内でクラシックコンサートが行われており、パリ最古のステンドグラスの中でヨーロッパらしい神秘的なコンサートをお楽しみいただけます。

     

    サント・シャペルでのクラシックコンサートで、美しい音色に酔いしれる夜
    【プライベートツアー】 世界遺産サント・シャペル・コンサート&展望レストランでのディナー

     

     

    Sainte-Chapelle
    8 boulevard du Palais 75001 Paris


    最寄駅 : メトロ4号線Cité駅
    入場料 : 8.50ユーロ (2014年9月現在)

     

    (秋)


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