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「ヘンゼルとグレーテル」のグリム童話の中に出てくるお菓子の家。グリム童話といえばメルヘン街道。しかし紹介するお菓子の家はメルヘン街道ではなくアルザス地方。しかもアルザス地方はドイツではなくフランス。みゅうドイツなので、ドイツのことを紹介しろという感じですが、歴史的にドイツとフランス間で領土争いとなったという歴史的背景があり、ドイツの影響をいまでも色濃く残す地方です。またこの地方には数多くのパティスリー（ケーキや洋菓子）があり、「パティスリー界のピカソ」といわれているピエール・エルメもアルザス地方のコルマール出身で、「ジャムの妖精」、 クリスティーヌ・フェルベールもアルザス地方の小さな村でお店を構えています。
今回紹介するのは、素朴なお菓子「パン・デピス」を取り扱うお店、Lipsです。パン・デピスとはスパイスのパンという意味で、シナモンやアニスといった香辛料、蜂蜜を小麦粉の生地に混ぜ込んだお菓子で、ドイツではレープクーヘンと呼ばれています。ストラスブール近郊にあるGertwillerの店はお店の外観がまさに「お菓子の家」ということで有名で、日本のTV番組でも取り上げられたことがあるようです。
カラフルな可愛いお菓子の家
お店には様々なタイプや形のパン・デピスが売られていて、見てるだけでも楽しくなります。
Lips（リップス）
住所：110 rue Principale - 67140 GERTWILLER
http://www.paindepices-lips.com/accueil.htmlLips以外にもパン・デピスを扱うお店があり、おみやげにぴったりなお菓子が溢れています。お菓子好きにはたまらないアルザス地方に足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。ちょっとフランスも味わってみたい方にもお勧めです。
アルザス地方の州都であるストラスブールはフランクフルトから約電車で2時間と日帰りも可能です。
みゅうではドイツの古都ハイデルベルクとストラスブールに行くツアーを販売しています。
フランクフルト発 【プライベートツアー】 ハイデルベルクとストラスブール
更に今年、みゅうドイツではクリスマス時期にアルザス地方に行く、日帰りクリスマスバスツアーを予定しておりますので、乞うご期待！
お菓子の家に行こう！
2014-04-29
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