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    ガリシアのビーゴで夏休み!


    2022-09-05

  • 8月初旬、今年の夏休みはビーゴで過ごしました。

    イベリア半島北西部ガリシア地方のポルトガルとの国境に近い港町、ビーゴ。リアス式海岸の語源となったリアのひとつ、リア・デ・ビーゴに面していて、スペイン最大の漁港を持ち、大型クルーズ船も入港する街です。

     

     

    スペインサッカーリーグのセルタ・デ・ビーゴのホーム、バライードススタジアムもあります。

     

    歴史上では、1585年イギリスの海賊ドレークによる襲撃と占拠、数十年後トルコ艦隊による襲撃など、その立地から海からの侵略を幾度も受けてきたにもかかわらず、商業を発展させて来たたくましい街でもあります。

    公園

    大聖堂

     

    そしてここ最近のビーゴは、市長の肝いりで始めた豪華なクリスマスイルミネーションで有名になり、スペイン内外からのツーリストがイルミネーションを見に訪れるようになり、その経済効果が注目されています。

    そして今年、エネルギー危機を受けてEUが節電ガイドラインを打ち出し、スペイン政府も節電政策を打ち出している中、8月に入り、ビーゴでは早々にクリスマスイルミネーションの設営が始まったとか。

    私たちが滞在したのが、ちょうどビーゴの夏のお祭り、フィエスタ・グランデ・デ・ビーゴの真っ最中でした。

    入り口が花で飾られた建物。

    人魚のモニュメントがそびえる太陽門広場

     

    この日、8月7日はお祭りのメインイベント、「勝利のキリスト」プロセション(イエス・キリストの像を載せた山車が練り歩く)が3年ぶりに行われる日でした。
    市内の26の絨毯製造者が協力して、太陽門広場の人魚の像の下に、花の絨毯を作っていました。この上を歩けるのは、「勝利のキリスト像」だけだそうです。

     

    街の西のはずれにあるのが、バオビーチ(Playa de Vao)、橋で陸地と繋がっているトラヤ島があります。私たちが訪れたのはちょうど夕暮れ時、ロマンチックでしょ!

     

    そして!ビーゴはなんといっても、新鮮な海の幸が美味しい!

    タコのガリシア風

     

    ぷりぷりのイカ

     

    見た目は良くないけど、味は最高、牡蠣のフライ。

     

    蟹味噌たっぷりのイチョウガニ

     

    海の幸を堪能したら、温かいモツ煮も食べたくなります。カジョと呼ばれるモツ煮はマドリッドが有名ですが、ガリシアのモツ煮はちょっと変わっていて、ひよこ豆がいっぱい入ってます。

    ビールはやっぱり、地元のEstrella de Galicia(エストレージャ・デ・ガリシア)でしょう!

     

    ピミエント・デ・パドロンと呼ばれるシシトウ、鰯のフライ、ビエイラと呼ばれるホタテ、脂がののっていて旨い!

     

    ワタリガニ、小エビ、新鮮なマテ貝 は身が透明なんです!

     

    アロス・コン・マリスコス、パエリャよりスープ多めで、シーフードリゾットのような感じ。

     

    地中海の水は夏にはぬるくなりますが、大西洋の波が寄せるビーゴの海は夏でも冷たいんです。

    そんなビーゴも、8月後半になると秋の気配が感じられます。

    今度はクリスマスにイルミネーションを見に来たいなぁ!

     

     

    Lucymama

     


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