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今回は、スペインが世界に誇る豪華列車「アル・アンダルス」のご紹介です。
旅行会社向けの特別見学会でしたので、残念ながら列車は停まったままでしたが、その豪華な内部を思う存分見ることができました。
豪華列車「アル・アンダルス」。外から見ているだけで旅ごころをくすぐられ、思わずわくわくしてしまいます。

いよいよ乗り込みます。

中には、ホテルと同じようにレセプションがあります。

ベル・エポック調の重厚感あるクラシカルな内装。

客室には「スタンダードスイート」と「スーペリアスイート」の2つのカテゴリーがあります。まずはスタンダードスイートから。
こちらはツインベッド仕様。昼間のソファーは、一人掛けが2つ。

ベッドをセットした状態。この大きさのベッドが2つ、L字型に並びます。

こちらはダブルベッド仕様。ソファーも二人掛けです。

ダブルベッドを広げた状態。部屋の幅を目いっぱい使っているので、列車の中とは思えない、十分な広さです。

客室の鍵は、すべてカード式です。

スタンダードスイートのバスルーム。決して広いとは言えませんが、洗面台、トイレ、シャワーがとても機能的に配置されています。

客室内にはクローゼットもあります。

次はスーペリアスイート。スタンダードスイートよりも部屋が広く、何よりソファーがゴージャス。

バスルームも、スタンダードスイートのものより広くなっています。

客室のアメニティーは、全てアル・アンダルスのロゴ入り。

これは起床用のベル。車掌さんが、毎朝このベルを鳴らしながら各車両をまわって、乗客たちに「朝ですよ」と知らせてくれます。

こちらはサロンカー。車両によって色使いや雰囲気が異なります。


こちらにはバーカウンターもあります。

続いては食堂車です。

食事の時間には、このようにテーブルがセットされます。列車に揺られながらの優雅な食事。いいですね。

列車にはキッチンもついていて、もちろん食事はすべてシェフの手作りです。

「アル・アンダルス」は観光列車ですので、客室は全て各停車駅での観光とセットになってパッケージで販売されます。アンダルシア地方だけでなく、ポルトガルとの国境に近いエストレマドゥーラ地方、ワインで有名なリオハ地方、サンチアゴの巡礼路で有名なガリシア地方をめぐるものまであり、日程も2泊3日~5泊6日までと、多くのバリエーションの中から自分の好みにあった旅を選ぶことができます。
YH
スペインの豪華列車 ~アル・アンダルス~
2015-05-02
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