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    マドリッドのバラ園、再開!


    2020-06-03

  • ここ数日、快晴が続き、スペインが一番美しくて、過ごしやすい季節です! 

     

    ロックダウン段階的解除(Desescalada)も順調に進んでいて、6月1日からの週は、カスティージャ・レオン州、マドリッド州、カタルーニャ州のバルセロナ県とレリダ県などがフェーズ1、カナリアやバレアレスの一部の島々がフェーズ3、それ以外の全土がフェーズ2となっています。なので、スペインのどこにいても、気持ちいい風に吹かれながら屋外のテラスでお茶をしたりビールグラスを傾けたりできるようになりました(安全距離とか定員制限などを守った上でです)!

     

    現在、いくつかの州や県では6月8日からフェーズ3への移行を検討しています。一刻も早く海外からのツーリストの方たちを迎え入れられるよう、6月21日までにスペイン全土がフェーズ3になっていることを目指しています。

     

    そんな中、昨日、マドリッドの市営バラ園に行ってきました。

     

    地下鉄でモンクロア駅で下車してバラ園へ向かったのですが、駅のそばに立つ旗がすべて半旗。先週から10日間、スペイン全土がコロナ禍の犠牲者に対する喪に服しているのです。

     

    バラと言えば5月、毎年5月には多種多様なバラをそろえてコンクールが行われるこのバラ園ですが、今年はロックダウンで5月末まで閉鎖されていました。 

    係員の方々はもちろん手入れを続けていて、たくさんの美しいバラが咲いていたはずですが、今年の5月は誰もそれを愛でに来ることはできませんでした。

     

    ようやく、6月1日から再開という前日、5月31日の夜、マドリッドではものすごい夕立があり、バラ園の花たちをたくさん散らせてしまいました。

    私が訪れたのは6月2日、園内のたーくさんのバラの9割がたの花は既に枯れたり朽ちたりしていたし、地面には色とりどりのバラの花びらが散らばっていました。でも、ほんの1割ほどになってしまったけれど、夕立の豪雨と風を乗り越えた花たちが綺麗に咲いていました。

     

      

     

     

    ロックダウンの間もバラの世話を続けてくれた係の方々に感謝すると同時に、誰も見てくれる人がいなくても、コロナウイルスにも負けず美しい花を咲かせてくれたバラたちにありがとう!と声をかけたくなりました。

     

     

     

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    バラは年に2回咲くので、秋の開花時に5月にできなかったコンクールが開催されるそうです。

     

     

    9月には絶対見に来るからね!

     

     Lucymama


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