ナント(Nantes)で、機械仕掛けの動物たち。 みゅうパリ ブログ記事ページ

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    ナント(Nantes)で、機械仕掛けの動物たち。


    2018-07-02

  • 世界史で習った、「ナントの勅令」でお馴染みの、フランスのナントは、パリから西へ約430kmの場所にあります。

    ナント市に流れるロワール川の中州、イル・ド・ナント (L'île de Nantes)、すなわちナント島にある、レ・マシーン・ド・リル(Les Machines de l’île)に行ってきました !

    ここには、20世紀初頭に建てられた旧造船所がありましたが、機械仕掛けの虫や動物たちが展示される夢の工房に変貌を遂げています。

    レトロな機械仕掛けの動物をプロデュースするのは、技術者や彫刻家、建築家、クリエーターなどの団体、ラ・マシン(La Machine)。

    旧造船所の内部は展示ギャラリー(Galerie des Machines)、と工房(L’Atelier des Machines)の2スペースに分かれています。ナント出身の作家で、SFの父とも呼ばれるジュール・ヴェルヌ(Jules Verne)や、ダ・ヴィンチの世界を表現した動物たちが、大人も子供も楽しませてくれます。 

     

    ちょっとレトロな巨大グモ! 

     

     

    美女が操縦する機械のしゃくとり虫。右のレバーを前に倒すと、頭部分が先へ進み、左のレバーを前に倒すと後の部分が先に進みます。機械ならあんまりキモくもない? 

     

    こちらはサギ。係員が2名で操縦し、下のかごに観客から選ばれた2人の青年がきゃっきゃはしゃいで乗っています。

     

    巨大グモは、前に二人、後ろに一人、3人の係員が操縦しています。このあと、クレーンで上に吊り上げられて、足を縦横無尽にもぞもぞ動かしていました。 

     

    空に浮かぶ島

     

    こちらは鉄で骨組みが作られている木の枝。花壇のように草花が生い茂り、なんとも気持ち良い空中散歩ができます

     

    建物の外にニョキっと出ているのが鉄の木の枝です。 

     

    ギャラリーの中に機械の動物・昆虫たちが居ます。

     

    ラ・ギャラリー・デ・マシーン(La Galerie des Machines)
    Les Machines de l’île
    Parc des Chantiers, Boulevard Léon Bureau, 44200 Nantes
    冬季は14時〜、夏季は10時〜、曜日によってもチケット販売時間が異なります。

    (桃)


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