サンジェルマン界隈の老舗ブラッセリー リップ みゅうパリ ブログ記事ページ

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    サンジェルマン界隈の老舗ブラッセリー リップ


    2015-02-08

  • パリの中でももっともシックな場所、サンジェルマンデプレ界隈。サンジェルマンデプレ教会の正面には、老舗ブラッセリーのリップ(LIPP)があります。

    創設は、1880年にまでさかのぼります。アルザス地方出身のLIPPさんがその奥さんと始めたのがこの店です。普仏戦争にフランスは敗北、アルザス地方とロレーヌ地方はドイツに組み込まれます。故郷を敵国に占領されたアルザス、ロレーヌのおおくの人々はフランス各地に移動し、アルザスの料理、ビールはその時代にフランス全土に広がりました。フランスでおいしいビールを飲ませるブラッセリー(もともとはビールの醸造所のこと)が広がるのはこの時期です。

    開店当時は料金も安かったため店は繁盛します。当時流行のスタイル、アールヌーボー様式で店内を装飾したのもその時代です。

    サンジェルマンという場所がら、詩人、文学人があつまるブラッセリーになってきます。常連には、詩人のヴェルレーヌ、アポリネールがいたといいます。1935年にはLIPPの文学賞がつくられ、いまでも毎年受賞者が発表されています。

    LIPPの名物料理は、もちろんシュークルートとビールですね。本場アルザスの味です。

    ジャレという豚のすね肉が乗っています。たっぷり煮込んでいるので、肉はほろほろと口の中でとろけるようです。豚足ほど癖もないので、ぜひ試して欲しい一品です。

    店内は、非常にレトロ。レストラン自体が美術館のような場所です。

    デザートのお勧めは、これ。モンブラン。大きさもちょうどよく、濃厚なマロンクリームがエスプレッソによくあいます。

     

    今でも政治家、文学人、芸能人、観光客があつまるLIPPは、大人気。多少値段も張ります。

    飲み物なしで、メインデザートで大体30ユーロ前後です。

    思い出としていくのにもお勧めレストランです。

     

    Brasserie Lipp

    151 Boulevard Saint-Germain, 75006 Paris

    年中無休

    8時30分から25時まで


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