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美の宮殿、ルーブル美術館とフランス学士院をセーヌ川をまたいで結ぶ橋は、ポンデザール、芸術橋といいます。
その学士院の隣には、国立芸術大学があます。ルイ14世の時代より、国の文化の担い手となる若き芸術家たちはこの橋を渡り、芸術の宮殿であったルーブルへデッサン、模写をしにきたのです。まさに、400年の長きにわたり、芸術家たちが渡った橋、それが、芸術橋です。

その芸術橋では、あるロマンチックな言い伝えがあります。
恋人同士の名前をかいた南京錠を橋の欄干にかけ、セーヌ川に鍵を投げ捨てれば、不滅の愛が実るという。1つや2つの恋物語なら、ほほえましいですが、そこは世界中からカップルが訪れる観光大都市パリ。橋の欄干は瞬く間に南京錠で膨れ上がりました。

ムール貝の養殖のようですね。
景観を乱すだけでなく、非常に危険な状況にもなっています。というのも、南京錠の重さにより欄干の一部が破損するという事件が2014年6月に起きました。
これを受けて、パリ市は、9月中旬に3つの欄干の金網を撤去しアクリルガラスに取り替えると発表しました。

この橋は、パリのセーヌ河岸として世界遺産の一部として登録もされいるため、パリ市長も何とか対策を考えています。

南京錠を掛ける代わりに「自分撮り」をしてインターネット上に投稿するのはどうか、と案を出しているのですが、うまくいくのでしょうか。
(渦)
ポンデザール(芸術橋)が大変なことになっています
2014-10-20
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