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先週9月22日より10ユーロ札が新しくなりました!
昨年2013年5月の新5ユーロ紙幣に続き、今回は10ユーロ紙幣の変更なのですが、
デザインはほぼ一緒(?)です。
ユーロ札には各時代を代表する建築様式で架空の建築が描かれており、10ユーロ札はロマネスク様式です。
せっかくなので、じっくり眺めてみました。
地元新聞や欧州中央銀行の公表によりますと、耐久性がアップし、より偽造されにくい紙幣に変わったそうです。
ポイントはこちら
①ギリシャ神話のエウロペという女性が透かしに使われている(新5ユーロ札にも採用)
肖像はイタリア南部で発掘さた2000年以上前の壺(つぼ)に描かれた模様を採用。
現在この壺はルーヴル美術館に保存されています。
そしてお気付きの通り、エウロペ(EUROPE)はヨーロッパの語源となっています。
②紙幣左下の10の文字のカラーバリエーションが増えた
⇒角度によって緑や青に見えます。
ちなみに旧紙幣の左下はこのような感じです。
現在600,000枚以上の偽札が出回っていると推定されています。
今後、各国それぞれの紙幣の循環サイクルに合わせて徐々に新しい紙幣に移行していくそうですので、
ご旅行時に2種類手にした際には是非見比べてみて下さい。
今回のこの改革で偽造撲滅への大きな一手となれば良いなと思います。
nn
新ユーロ紙幣がお目見え
2014-10-03
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