チーズの王様、モーーーーーーの街 みゅうパリ ブログ記事ページ

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    チーズの王様、モーーーーーーの街


    2019-09-18

  • 美食の国フランスを代表するグルメのひとつ、チーズ。カマンベール、コンテ、ロックフォールなど、数あるチーズの中で、「チーズの王様」と呼ばれるチーズがあります。それが『ブリー・ドゥ・モー Brie de Meaux』です!

     

    モー、って、名前からしてチーズ界のトップにぴったりなネーミングですが、モーといのはイル・ド・フランス地方に所属する街の名前で、Meauxと書いてモーと読みます。このモーで作られているブリーチーズのことを『ブリー・ドゥ・モー』といいます。

     

    ブリー・ドゥ・モーは、カマンベールの大型版の白カビチーズ。

     

    ブリー・ドゥ・モーの歴史は古く、8世紀頃から作られていたといわれています。太陽王ルイ14世、断頭台の露に消えたルイ16世とマリーアントワネット、そして皇帝ナポレオンなど、多くの王族貴族がこのブリー・ドゥ・モーを好んで食べていました。「チーズの王様」といわれる所以はそれだけではありません。19世紀に行われた国際ウィーン会議の場で、各国の代表が自国のチーズを持ち寄ってい一番おいしいチーズを決めようじゃないかとコンテストを行い、50種類以上のチーズの中から1番に選ばれたのがこのブリー・ドゥ・モーでした。

     

     

    モーの街にあるチーズ工房「Fromage de meaux saint-faron」では、実際のチーズ工房を見学することができます。係りの方の説明を聞きながら、実際のチーズ作りを垣間見れました。見学後には、うれしい試食もあり◎

     

     

    モーの街、大聖堂を中心とした旧市街に見どころが集まっています。

     

     

    大聖堂に併設する庭園は17世紀に造られたもので、設計はなんとあのアンドレ・ル・ノートル André Le Nôtre !! ル・ノートルは、パリのテュイルリー庭園、ヴォー=ル=ヴィコント城の庭園、ヴェルサイユ宮殿の庭園などを設計し、フランス式庭園の様式を完成させた巨匠です。

     

    パリから日帰り可能です!ぜひチーズの王様を求めていってみてください!

     

    (城)


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