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今回は、日本のゴールデンウィーク時期、主にイングランドで咲きほこるブルーベル(イングリッシュ・ブルーベル)の花を中心に、イギリス人がこよなく愛する春の森をご紹介します。
先ずは、ロンドン中心から凡そ50km程北西に位置する、ナショナルトラストによって保護されている「アシュリッジ・ドッキウッド」のブルーベル。

イギリスでは、外来種からの交雑を防ぐ様に、大切に原種を守られているそうです。




この時期には一般の方からは少しの入場料が必要となりますが、管理費に充てられるそうです。

春に生まれたこひつじ達が元気に駆け回っています。癒やされますね。この光景もイギリスの春の風物詩です。
さて、お次はロンドン中心から北東に20km程のところに位置する「ウォンステッド・パーク」(無料)をご紹介します。このパークは国によって保護されており、天然林の森で知られているエピング・フォレストの一部となっています。




こちらは巨大な西洋トチノキで、英名ではホースチェスナッツ。とても大きな木で、プラタナス(スズカケノキ)と同様にイギリスではよく目にする事ができる世界の4大街路樹とも言われています。

樹冠のアップです。見事に咲き乱れています。この時期にはイギリスでも色んな木々が花粉をワンサカ。。。

最後に、ハリエニシダ。こちらではゴース(Gorse)と呼ばれています。みゅうのツアーバスからの景色にもよく目に入る木なのですが、針の様な棘がある為、農地の垣根にしていたりもする反面、繁殖力が強く、除去が難しい植物でもあり、日本では要注意生物だとの話も。
これからの季節はイギリスの花のベストシーズンになります。街で見かける花もとても綺麗なので、是非、目で楽しんでいただければと思います。
(RT)
イギリスの春の風物詩 ブルーベル
2016-05-06
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