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							近代建築の巨匠、ル・コルビュジェ Le Corbusier の建築群が『ル・コルビュジェの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献- 』として2016年世界遺産に登録されたのは記憶に新しいですね!日本を含む複数の彼の建築物が対象となっていますが、数でいちばん多いのはフランス国内。ル・コルビュジェはフランス国内での活動が長かったのでフランス人と思っている人も多いかもしれませんが、生まれはスイスのラ・ショー=ド=フォン La Chaux-de-Fonds 。2016年に世界遺産に登録された対象建築の中で、スイス国内は2つあります : 
 * レマン湖畔の小さな家 Villa Le Lac
 * イムーブル・クラルテ Immeuble Clarté レマン湖畔、ヴヴェイ郊外コルソー地方の湖畔に建つ小さな家 Villa Le Lac は、1923年ル・コルビュジェがご両親のために設計した住宅。ご両親のために建てる家の場所をたくさん探してようやく見つけたのがここレマン湖畔。1階建て、長さ16m、面積は64㎡という決して大きくはない住宅ですが、『2人だけの家、使用人もいらない』という最小限を追求したコンセプトのもと設計をしたそうです。  レマン湖から家のまではほんの数メートル。家の形にそって横長に造られた窓からはたっぷりの採光、そして雄大なアルプスの景観をのぞむことができる、自然と調和した家。  屋外には小さな庭があり、家庭菜園も。椅子とテーブルも配置されていて、真横には美しいレマン湖。年配のご両親のために造られたあたたかい設計を感じます。ル・コルビュジェのお母さんは亡くなる最期までここで暮らしていたそうですね。  この小さな家、設計も家具もとってもシンプル。それは人間が住むために必要最低限な空間を、という彼のコンセプトそのものが表されているからなんです。  家の目の前にはこんなに澄み切った美しいレマン湖! そして家の反対側にはラヴォー地区ブドウ畑が広がります。家も土地も、ル・コルビュジェ芸術の最高傑作!  [みゅう]ル・コルビュジェに関するツアーはコチラをチェック♪ (クマ) 
世界遺産ル・コルビュジェ建築、レマン湖畔の小さな家 Villa Le Lac
2017-09-19
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