ドイツ木組みの家街道 Vol.2 ~ゼーリゲンシュタッド編~  みゅうフランクフルト ブログ記事ページ

みゅうフランクフルト ブログ

<< 前のページ 次のページ >>

    ドイツ木組みの家街道 Vol.2 ~ゼーリゲンシュタッド編~


    2017-12-04

  •  フランクフルトから日帰り可能な、「ライン川からマイン川とオーデンヴァルト」のルートから、今回は、ゼーリゲンシュタッド(Seligenstadt)をご紹介しましょう。

    フランクフルトからの列車は、ローカル列車で約40分。乗り換え無しは2時間に1本ですので要注意。建物は立派ですが、工事中の為か、駅名が見当たらず・・・。

     

    駅を出ると、バーンホフ通り(Bahnhofstrasse)が旧市街に向け、まっすぐ伸びています。徒歩5分程で、いよいよ町の中心マルクト広場。

     保護文化財に指定の旧市街。どこを見ても、木組み家屋で、おとぎの国に迷い込んだよう。白壁にフォークロアな模様が目を引きます。

    マルクト広場内建築物ご紹介しましょう。

    ガストホフ リーゼン(Gasthof Riesen、Riesen巨人という意)は、16世紀に建てられた旅館。当初木組み家屋でしたが、火事で焼失し再建。現在に至ります。

    この旅館名の由来は、アウクスブルクやニュルンベルクからフランクフルト見本市に向かう途中、ゼーリゲンシュタットに宿をとった商人たちを、護衛したところから始まったようです。

    薬局もメルヘンチック。薬剤師のエンブレムを掲げた薬局。薬を調合中・・・。

    装飾豊かな張り出し部を有する1596年建造の「アインハルトハウス」。現在ツーリストインフォメーションとなっています。

    もともと、この町は、カール大帝の忠臣のアインハルトによって創設され、当初オーバーミュールハイムと呼ばれていた。ある日、王がこの街を通り、アインハルトの娘エマが働いていた旅館で、彼女が出したパンケーキを食し、王はこれをことのほか気に入られた。この逸話に基づき、アインハルトは「Selig sei die Stadt genannt, da ich meine Tochter Emma wiederfand(この街を「幸福」と呼ぼう、ここで我が娘エマと再び出会うのだ)」という詩句を詠んだ。この言葉は現在も張り出し部に見ることができる。写真右上、張り出し部分に注目!

    この逸話から、この街は Selig と呼ばれ、やがてSelig(幸福)のStadt(町)、ゼーリゲンシュタット(Seligenstadt) という名前になったそう。

     さて、マルクト広場を後にし、見事な尖塔に誘われ修道院、バジリカへ。バロック様式の翼棟が見事な修道院。奥にはバジリカの尖塔が見えています。

    聖マルケリヌスと聖ペテロの聖遺物を有すアインハルト バシリカは、この町で、最も重要な歴史的建造物です。

    ドイツ木組みの家街道、次回をお楽しみに。


<< 前のページ ブログ記事一覧へ 次のページ >>

最新記事