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    チャップリンワールド


    2017-01-24

  • 今日は、ジュネーブから電車で約1時間、レマン湖畔にあるVeveyの街に去年出来たばかりのチャップリン・ワールド・ミュージアムをご紹介します。

    世界の3大喜劇王の一人、チャーリー・チャップリン(1889-1977)は、20世紀にもっとも影響力を持つ映画界の一人と評価されています。

    今なお多くのファンをもち、その作品には鋭い社会風刺がこめられ、ユーモアーと同時に庶民の哀愁・涙・怒りが込められているので、ただ単に笑いを追及するコメディアンとは一線を画すると言えます。

     

    Vevey の駅前から出ている青いバスで、10分で停留所「chaplin」に到着。Veveyの湖畔から少し高台にあがりますので、チャップリンが長年住んだこの邸宅からはレマン湖やフレンチアルプスが美しく見えます。

    Myu特派員の訪問した日は、積雪後で広い庭は真っ白い絨毯が敷かれているようでした。

     ちなみに夏は、こんな感じだそうです。

     

    STUDIOの中は、等身大のチャップリン蝋人形が、代表作ごとにその役に扮してあなたを待っています!スクリーンに映し出される代表的なシーンの映像と共に見られるようになっており、ゆっくり全部見ようと思えば2時間以上かかるでしょう・・・。

     

    また、興味深いのは、チャップリンが4番目の愛妻であるウーナ・オニールと住んだ彼の邸宅を訪問できることです!チャップリンが54歳のとき、彼の作品のオーディションに応募してきた彼女は18歳で、二人は恋に落ち、なんと、8人の子供をもうけました。

    チャップリンの幸せな晩年をすごした邸宅、MANORのサロン。

    イギリスで生まれ、貧しく悲惨な幼年時代を経て、映画スターとしてハリウッドで大成功を収めたチャップリンですが、1945年第2次世界大戦がおこり、彼は共産主義者だと疑われアメリカから追放されてしまいました。これが切っ掛けとなり、静かなスイスにやってくることになったわけですが、晩年、彼の人生の中でスイスで8人の子供に囲まれてすごした時期が、一番幸せだったと回想したそうです。

    入場料 : 大人24.-sfr

    開館  : 10:00-18:00(12月25日、1月1日を除く毎日。)

     

     


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