インターラーケンから登山鉄道でユングフラウヨッホへ ミキトラベル・ジュネーブ ブログ記事ページ

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    インターラーケンから登山鉄道でユングフラウヨッホへ


    2015-06-22

  • インターラーケンからユングフラウ鉄道に乗ってユングフラウヨッホに行ってきました。

    ユングフラウヨッホへは、グリンデルワルトを経由して行くルートと、ラウターブルンネンを経由していくルートがあります。今日はグリンデルワルトを経由して登っていきます。

    インターラーケン・オスト駅

    出発はインターラーケン・オスト駅。どの駅でも改札はないので、ホームを確認して列車に乗車します。改札が無い代わりに車内で検札に来るので、乗車券をすぐ見せられるようにしておきます。

    乗車する前に一つ気をつけなければいけないのが乗車場所。同じ列車で出発しても、途中でグリンデルワルト行きとラウターブルンネン行きに別れるので、どの車両に乗るかを確認しましょう。地下道からホームに登る前にも案内板があります。左側がグリンデルワルト行きの車両、右側がラウターブルンネン行きの車両ですね。

    インターラーケン・オスト駅案内板

    さて、いよいよ出発。登山電車なのでゆっくりかと思いきや、まだ標高差がそれほどない区間は結構速いスピードで登っていきます。氷河から流れ出した水が勢いよく流れる川や森林の景色が続きます。

    ユングフラウ鉄道車窓

    グリンデルワルトに近づいてくると、山あいに点在する家々が多くなり、まさにアルプスの少女ハイジの世界が広がります。

    グリンデルワルトの村

    そして、グリンデルワルト駅に到着。インターラーケンを出発してから約30分です。

    グリンデルワルト駅到着

    グリンデルワルトでクライネシャイデック行きの列車に乗り換えます。乗り換えは簡単。乗ってきた列車のホームの反対側がクライネシャイデック行きの列車です。

    乗り換え

    のどかな風景の中を標高2061メートルのクライネシャイデックに向けてぐんぐん登っていきます。

    途中には草を食む牛も見られます。進行方向の右手が谷側になり、緑の中に点在する家の景色が広がります。そして左手にはアイガーがそびえています。断崖絶壁の山を見上げるようにして、列車はさらに登っていきます。

    クライネシャイデックへ

    グリンデルワルトを出発してから約30分でクライネシャイデックの駅に到着です。そして駅舎を挟んで反対にあるホームに来る赤い列車に乗り換え、いよいよユングフラウヨッホに向かいます。

    クライネシャイデック

    クライネシャイデックを出て、最初のアイガーグレッチャー駅を過ぎるとアイガーの山の中を通るトンネルに入ります。ユングフラウヨッホまではこの岩山をくり貫いた長いトンネルを走ります。

    トンネル内にはアイガーヴァント、アイスメーアという2つの駅があり、列車はそれぞれ5分ほど停車するので、列車を降りて岩山の中にある展望台から外の景色を見ることができます。

    アイガーヴァント

    アイスメーア展望台

    さらに登っていき、クライネシャイデックを出てから約50分で標高3454メートルにあるユングフラウヨッホ駅に到着です。

    ユングフラウヨッホ駅

    ユングフラウヨッホ駅到着

    ユングフラウヨッホまで鉄道を通すというとてつもないプロジェクトを実行した アドルフ・グイヤー・ツェラーの銅像が迎えてくれます。

    アドルフ・グイヤー・ツェラー胸像

    標高が高く酸素濃度が薄いので、呼吸が乱れない程度のスピードで動いてくださいね。ユングフラウヨッホ駅に続く建物と展望台からは360度の大パノラマが広がります。

    この日はあいにく天気が悪かったのですが、天気がよければ...

    ユングフラウヨッホ

    (Photo Jungfrau Railways)

    ユングフラウヨッホ観光にはユングフラウヨッホ鉄道全線で乗車できるユングフラウVIPパスが便利です。

    HY


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