マドリッドの地下鉄、ついにデジタル化! みゅうマドリッド みゅうバルセロナ ブログ記事ページ

みゅうマドリッド みゅうバルセロナ ブログ

<< 前のページ 次のページ >>

    マドリッドの地下鉄、ついにデジタル化!


    2017-10-30

  • 遅まきながら、マドリッドの地下鉄(Metro de Madrid)がようやくデジタル化しました!

    11月1日以降は従来の「紙チケット」は使用されなくなり、代わりにマルチカード、スペイン語で「タルヘタ・ムルティ:Tarjeta Multi」と呼ばれるものを使用することになります。

    これです!

     

    まずはこのカード(2.5ユーロ)を購入しないと、一切のチケットを購入できません。一度購入したカードはその後何度でもチャージして使用可能。

     

    このカードに希望するタイプのチケットをチャージして、改札口の緑色のパネルにタッチして通過します。

     

    非常に便利なのですが、たった一回だけ1回券を購入する場合でも、このカードを買わねばならないというデメリットもあります。

     

    地下鉄駅に設置されているこのような販売機で購入します。

     

     

    では、具体的に使い方を見て行きましょう!

     

    販売機はこんな感じです。

    パネルにタッチするとこの画面が現れます。

    始めてマルチカードを購入する人は右の白い方を、既にカードを持っていてチケットを購入チャージする人は左側の青い方を選択。

    支払い方法はコイン、紙幣、クレジットカードがあるので、それぞれを入れる場所を確認しましょう。

    また、既にマルチカードを持っている場合にはカードを入れる場所も確認しておいてください。

     

    画面左上に言語選択ボタンがあります。英語、フランス語、ドイツ語がありますが、ここでは英語で見て行きます。

     

     

    英語を選択した画面です。

     

     

    購入できるチケットの基本選択肢は4種類。

    1 VIAJE:1回券

    10 VIAJES:10回券(市バスEMTにも使用可能)

    AEROPUERTO:空港乗り入れ追加料金を含む1回券

    DE 1 A 7 DIAS (TURISTICO);ツーリストチケット

     

     

     

     

    ●まずは1回券を買ってみましょう。

    1回券を選択するとこの画面が出ます。使用できるゾーンの選択肢が表示されます。ここではAゾーン内のチケット購入で進んでみましょう。

    1回券は乗車駅から降車駅までの駅数によって料金が変わります。Aゾーンの場合は最低1.5ユーロ、最高2.0ユーロ。

     

     

    右側にAゾーン内を運行しているライン(1番線~12番線)が表示されます。自分の行き先のあるラインを選びます。

     

     

    ここでは例として2番線を選択しましたが、そうすると2番線上にある駅の名前が表示されますので、行き先の駅を選びます。ここでは例としてRETIRO駅を選びます。

     

     

     

    駅を選ぶとこの画面が出ます。

     

    1回券は購入した当日のみ有効ですので、翌日以降は使えません!

    1回券の枚数を+と-を使って変更可能。

    この画面はカードを持っていない前提で入ったので、1回券(6駅分区間の料金1.6ユーロ)とカード代2.5ユーロを加算した合計4.10ユーロとなります。

      

    支払い画面に行く前にこの画面が表示されるので、レシートが必要か否かを選びます。

     

     

    支払い画面が出ました。

    この画面でチケット枚数を変更することも可能です。

    支払い合計金額を投入します。使用可能なコイン、紙幣、クレジットカードが下部に表示されまています。

     

     

     

    ●次は10回券を購入してみましょう。

     

     

    Aゾーン内で地下鉄と市バス(EMT)に利用できる10回券。

     

     

     

    購入内容の確認画面

     

      

    支払い画面

     

     

    ●次は空港行き(および空港から乗車する)チケットの場合を見てみましょう。

    これは1回券に空港乗り入れ追加料金を加えたチケットということです。

      

    マドリッド空港には2つの駅(T1/T2/T3に連絡する駅と、少し離れたT4の駅)があるので、どちらかを選択します。

     

     

    購入する駅から空港駅までの駅数によって1回券の料金が決まります(この場合は最高の2ユーロ)、それに空港乗り入れ追加料金の3ユーロが加算されます。カード無しでの購入なのでカード代2.5ユーロも加算され、合計金額が7.5ユーロになりました。

      

    支払い画面

     

     

    ●最後はツーリストチケットの買い方を見てみましょう。

    ツーリストチケットには以下の選択肢があります。

    * 一般チケット(11歳以上)と子供用チケット(11歳未満)。

    * 有効期間によって1日、2日、3日、5日、7日間の5種類。

    * 利用可能なゾーンがAゾーンのものとTゾーンのもの。

     

    まず最初の画面で一般チケットか子供用チケットかを選択。

     

     

    次の画面でゾーン(AゾーンかTゾーン)の選択と、有効期限(1,2,3,5,7日のいずれか)を選択します。

     

      

    購入内容確認画面。

    この例は一般チケット、Aゾーン、有効期間2日間のチケットを選択したものです。

     

    レシートが必要か否かの確認画面

     

     

    支払い画面。

     

     

    ここまでは「始めてマルチカードを購入する場合、スクリーン右側の白い方から入る」パターンを見てきましたが、次は「既にカードを持っていてチケットを購入チャージする場合、スクリーンの左側の青い方から入る」バターンを見てみましょう。

     

      

    青い方を選択するとこの画面が出て、「お持ちのカード(Tarjeta Multi)を挿入してください」と表示されるので、自分のカードを所定の場所から挿入します。

     

     

    ここから先は初めてカードを購入する時と同じ手順となります。

     

     

    いかがでしたか? 

    使い方、簡単ですよね。

    マルチカード(Tarjeta Multi)でマドリッドをお楽しみください!

     

    Lucymama


<< 前のページ ブログ記事一覧へ 次のページ >>

最新記事