スイス ハイジの村の観光・見所について

ハイジの村

ハイジの村

アルプスの大自然に包まれたスイスの小さな村が、日本の名作アニメーションでも人気の「アルプスの少女ハイジ」の舞台である、デルフル村(小さい村の意)です。モデルとなっているのはドイツ語圏の村である、マイエンフェルト近郊のイェニンス村と言われています。そして話の中では、ハイジ達が乗降した蒸気機関車が停車する鉄道駅があったマイエンフェルトの街、ここから徒歩で40分のところに物語の世界を再現した博物館である「ハイジの村」があります。
アルプスの少女ハイジは原作はヨハンナ・スピリによる児童文学です。執筆されたのは1880年から1881年で、物語の意図としては一人の少女が自然や日々の暮らしを愛する心を持っていることと、教育によって文字を読み、色々なことが出来るようになっていくという成長の姿を描いていくことです。
デルフル村は大きな産業はなく、村人たちは山羊を飼い山の上へ草を食べに行かせて乳を搾る、その乳で加工食品であるチーズを作るといった小さな産業や、作物を育てたり、刈った小麦でパンを作ったり、糸をより織物を作ったりと素朴な暮らしをしていました。博物館の内部では、その当時の村の暮らしを垣間みることができる生活道具が展示してあります。
また同時に、物語の世界にひたることが出来るように、ハイジが住んだ小屋の内部が再現されているコーナーも博物館にあります。時間があれば、ここの博物館に併設された形で少し離れた場所にハイジの山小屋の建物を見学することもできます。

ハイジの村1 ハイジの村2

見どころ

ハイジの村へのアクセス方法には、2通りあります。休日には多くの人が訪れるため、マイエンフェルト駅からバスが出ています。団体ツアーでの訪問も、バスで直接来ることが出来ますので便利です。個人での観光では、時間をゆっくりととり徒歩で来園してみることもおすすめです。マイエンフェルトの街並みを楽しむこともできますし、途中にはハイジの世界観を再現した19世紀当時の雰囲気の水飲み場もあり、ハイジが歩いた行程を思いながら休憩することもできます。
ハイジの村へ到着すると、博物館の中は昔のスイスの村を偲ぶことができる生活道具などが展示されており、一気に物語の時代へと引き込まれます。そして、観光客に大人気なのがハイジの暮らした生活空間である、あの山小屋の中の再現コーナーです。主人公であるハイジや、ペーターの人形もいて、雰囲気は楽しいです。作りは細かく、柔らかそうで暖かそうな干し草で作ったベッドに、山羊の乳を煮詰めてチーズを作るおおきな鍋にそれを吊るしたかまど、木のテーブルに椅子などがあり、ここが展示のハイライトなのかと思わせます。
ここワでは博物館の中ですが、少し足を伸ばせば離れたところに併設のハイジの山小屋があります。物語の中では山の中腹にあるため、斜面を登っていったところにハイジの山小屋の建物があります。話中のように急斜面ではありませんが、それなりに歩きやすい靴で臨むことが必要です。案内板に沿って進んで到着すると、小さな山小屋があり、晴れた日にはそこから美しいスイスの自然を堪能することが出来るのです。

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