中世の文化と知識が集結された、世界遺産ザンクトガレン修道院 ミキトラベル・ジュネーブ ブログ記事ページ

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    中世の文化と知識が集結された、世界遺産ザンクトガレン修道院


    2017-09-14

  • スイスの至宝、ザンクトガレン修道院。バロック様式の大聖堂、そして同じ敷地にあるロココ様式の修道院図書館は、1983年にユネスコの世界遺産に登録されました。

     

     

    ザンクトガレンのベネディクト会修道院は、8世紀から実に1200年もの間、ヨーロッパの重要な文化の中心地の1つとして名を馳せ、中世には学問の総本山としてその名をヨーロッパに知らしめてきました。ヨーロッパの最も重要な修道院のひとつ。現在の修道院の建物は18世紀に改装されたもので、バロック建築の傑作といわれる美しさ。内装も重厚なバロック様式、至る所に豪華で壮麗な装飾が施されています。

     

    注目すべきは、併設する図書館。ザンクトガレンベネディクト修道士たちは当時文献の読書及び本の筆写を日課とし、その修道士たちが手がけた貴重な写本、直筆文が、今日の修道院図書館に並んでいます。1000年以上前に書かれた文献を含む、総計16万冊の書籍を所有し、世界で最も重要な修道院図書館とされています。ザンクトガレン修道院が果たした役割はスイス国内ならずヨーロッパにおいて重要な歴史の一幕。

    内部は一切撮影は禁止。その美しさはしっかりと目に焼き付けてきました。 

     

     

    大聖堂を中心とした旧市街は、ドイツ風の建物が多くみられます。旧市街周辺は車道侵入禁止のため、中世の面影が残る街並みをゆっくり感じることができます。

     

     

    ヨーロッパの学識の中心地として栄えた、ザンクトガレン。当時の文献を保持する世界最大級の図書館は必見です。

     

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    (クマ)


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