ドイツ ニンフェンブルク城の観光・見所について

ニンフェンブルク城

ニンフェンブルク城

ニンフェンブルク城は、ドイツの南部バイエルン州ミュンヘンにあるバロック建築のお城です。バイエルン大公ヴィッテルスバッハ家の夏の居城であったこのお城は、フェルディナント・マリア選帝侯と妻のヘンリエッテ・アーデルハイト・フォン・サヴォイエンが10年来切望していた息子マクシミリアン2世エマヌエルが1662年に誕生した後、1664年にイタリアの建築家アゴスト・バッレッリに設計を委任し建てられました。
ニンフェンブルク城が拡張されたのは、マクシミリアン2世エマヌエルの時代です。宮殿建築家のエンリコ・ズッカッリの監修のもと、北と南にパビリオンが造営され1701年にはギャラリーの建物と連結しました。そして、現在の形に完成させたのは、マクシミリアン2世エマヌエルの息子である神聖ローマ皇帝カール7世です。
1825年バイエルン王マクシミリアン1世はこのお城で亡くなり、後世バイエルン王室のお気に入りの居城として愛されています。

ニンフェンブルク城1

見どころ

ドイツのミュンヘンにあるニンフェンブルク城の見どころは、その美しい庭園と建物です。青と白で装飾された広間や、エキゾチックな雰囲気の広間があるパゴダの小城、天井のフレスコ画が美しいバンケットホールや大浴場のあるバロック建築のハーデンブルク、豪華な装飾が施された鏡の間や寝室、狩猟風景を描いた絵画が飾られた狩猟の間があり、ロココ建築の傑作との呼び声も高いアマリエンブルクがあります。その他の建物としては、隠者の瞑想所として使用されていたマグダレーナの庵、レオ・フォン・クレンツェによって設計された円形宮殿のアポロ宮殿があります。
庭園は、20ヘクタールの広さのイギリス庭園です。庭園が造られた当初はイタリア庭園でしたが、後にフランス庭園に改造され、19世紀初頭に現在の形になりました。一部、バロック式庭園が残されている部分もあります。庭園の中央には、ギリシア神話の彫刻が並ぶ道と運河があり、公園を2つに分けています。
また、ニンフェンブルク城内には、歴代の王族や帰属によって使用されていた馬車を展示する、馬車博物館があります。もともとは、これらのコレクションは、マルシュタルの馬術学校で展示されていましたが、第二次世界大戦が勃発後、現在の場所へ移されました。1941年から移動が始まり、1951年に開館しました。神聖ローマ皇帝カール7世が戴冠式で使用した馬車や、ルートヴィヒ2世の黄金の馬車などが目玉となっています。馬車の他に、陶磁器の展示もされています。

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