イギリス ローマンバスの観光・見所について

ローマンバス

ローマンバス

イギリスの西部に位置するバースは、お風呂を意味するbathという英語の語源とされることでも知られ、温泉の湧き出る町として有名です。温泉町バースの歴史は、ローマ時代の頃にまで記録が残っていますが、その様子を現代に伝えているのがローマンバスと呼ばれている遺跡です。
ローマンバスは、2000年ほどの歴史のある浴場施設の跡です。博物館として現在に伝えられている場所で、1880年に浴場の跡が発掘されました。観光スポットとしても人気が高く、ツアーなどで訪れる観光客が絶えません。古代ローマ人たちは、この場所で温泉に浸かったり、併設された娯楽施設などで疲れを癒していました。内部にはキングズ・バスと呼ばれる場所があり、現在に至るまで46度に近いお湯が大量に湧き出ていることでも知られます。この遺跡を観察すると、温泉の熱を冷ます目的でプールを建設したり、マッサージルームや床暖房、果てはスチームバスを設けた跡なども出てくるなど、古代のローマ人が温泉に対して注いでいた情熱を垣間見ることができます。

見どころ

イギリスのバースにあるローマンバスは、ローマンバス博物館として一般に公開されています。日本語の音声解説を聞きながら、館内の様子を自由に見て回ることが可能です。今でも自然に温泉が湧き出している様子が確認できますが、入浴することはできません。その代わり、併設されているパンプ・ルームにおいて温泉水を飲むことができます。バースを訪れた記念としてこの温泉水を試飲する人も沢山います。パンプ・ルームの中にはアフタヌーンティーを味わえる場所もあるので、館内を歩き疲れたら休憩して一息つけます。
大浴場の遺跡では、屋上の部分に多くの石像が立ち並んでいて、まるで古代の温泉浴場のような雰囲気を漂わせています。グレート・バスには実際にお湯が張っていますが、それ以外の小部屋を覗くと、更衣室やサウナ、暖房施設などがあったことが分かります。
また、隣接する形で温泉を祀る神殿が建設されていて、そこでは先住民であるケルト人がスリスと呼んだ神と、ローマ人が信じていた女神ミネルバとを同一の神として祀ったスリス・ミネルバの彫像を見ることができます。ローマンバスの遺跡は、そのおよそ半分は地中に埋もれているとされていますが、地上に出ている遺跡に残されている数々の美しい彫刻や床面を飾るモザイク模様などを楽しめます。
ローマンバスの中のキングス・スプリングでは、微かな気泡の混じった温泉の源泉が湧き出している様子を実際に眺めることができます。

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