イギリス バースの観光・見所について

バース

バース

バースはイギリスの南西部に位置するイギリス有数の観光都市であり、その美しい市街はユネスコの世界遺産に登録されています。温泉場として紀元前から名高く、ローマ帝国の版図に組み入れられた時代には保養地として利用され、ローマ式の神殿や大浴場が出来ました。その後しばらく忘れ去られた時期もありましたが、大英帝国の時代になると温泉地としての魅力が見直されて、イギリスの富裕層や貴族といった上流階級の人々が足繁く通うようになり、テラスハウスの並び建つ美しい街並みが整備されて今に至ります。現在バースの街に残っている歴史的建造物は、周辺の土地から運び込まれた石灰岩を素材とした大英帝国時代の建物が多数を占めていますが、市街の中央にある博物館に行くとローマ時代に造られた遺跡を垣間見ることも出来ます。バースはその美しい街並みで世界的に名高く、イギリスにおいては首都に次いで訪問者数の多い観光の街です。観光スポットのみにとどまらず、日常の風景に溶け込んでいる街中の小道やちょっとした裏通りまでお洒落な魅力に溢れ、片手にカメラを持ちながら街中をそぞろ歩く観光客が多く見られます。

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見どころ

バースには世界遺産に登録されている歴史的建造物が数多くあり、過去から現在に至るイギリスの歴史をそのまま保存した街でもあります。ロイヤル・クレッセントは三日月の形をした巨大建築物で大英帝国時代に造られたものですが、古代ローマ帝国時代の偉容を連想させて壮観です。市街の中央に位置するバース寺院は初代イングランド王が戴冠式を行った場所ですが、過去に異なった三つの教会として存在してきたという複雑さが歴史ファンの注目を浴びています。街の中心を横切って流れるエイボン川には川辺の散策を楽しむ人が後を絶ちません。そのエイボン川に掛かっているバルトニー橋は18世紀の建造ですが、今でもたくさんのお店が立ち並んでいます。ローマ時代の歴史を直接肌で感じられるローマ浴場博物館も是非足を運びたい観光スポットの一つです。バースを訪れたら古代ローマ人や大英帝国の紳士淑女も魅了した温泉に入ることをお勧めします。ミネラル豊富な温泉で心も体もリフレッシュすること間違いなしです。屋上プールからバース市街を一望出来る温泉スパもあります。またバースはショッピングの街としても観光客に人気があります。大勢の人で賑わう通りであるストール・ストリートやユニオン・ストリートでは華麗なハイストリートブランドが並び、アッパー・タウンでは掘り出し物のヴィンテージ・ファッションやお気に入りのブティックが見付かることでしょう。骨董店や独立系のクラフトショップが存在するアーティザン・クォーターにも一度は足を運んでみたいものです。

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