イギリス カンタベリー大聖堂の観光・見所について

カンタベリー大聖堂

カンタベリー大聖堂

カンタベリーはイギリスの東南部に位置する宗教的に重要な町。カンタベリーは6世紀末にキリスト教が初めて伝わった場所であり、中世時代にはヨーロッパでも有数の巡礼地として多くの信者が巡礼した場所です。そのカンタベリーを代表する観光地としてカンタベリー大聖堂があります。このカンタベリー大聖堂はイギリス国教会の総本山であり、その荘厳なゴシック建設は傑作とも言われているのです。12世紀にはヘンリー2世と対立していたカンタベリー大司教トマス・ベケットの存在は無視出来ません。このベケットは礼拝堂の下に埋葬されていますが、その目印として蝋燭があります。カンタベリー大聖堂の床にぽつんと蝋燭が立てられているのですが、その下に、トマス・ベケットが埋葬されているのです。建物自体は1070年から1180年にロマネスク様式で作られ、1379年から1503年にかけてゴシック様式で建設されたという経緯があります。

カンタベリー大聖堂1

見どころ

イギリスのカンタベリーにあるカンタベリー大聖堂は、その建物自体が見どころと言っても良いでしょう。その荘厳なゴシック様式の建築物はイギリス国教会の総本山として非常に見どころがあります。11世紀にはロマネスク様式によって建立されるのですが一度、火災で損傷しています。その後、当時最新の様式だったゴシック様式によって再建工事が始められました。カンタベリー大聖堂はイギリスで初めてのゴシック様式の建築物ですので、そういった所も魅力と言えるでしょう。トマス・ベケットがこの聖堂内の中で暗殺された後、様々な奇跡が起きたという事を踏まえて訪れるとより、神秘的な雰囲気を味わう事が出来るかもしれません。聖トマス・ベケットを祀っている廟があるだけでは無くて、飾られたステンドグラスの美しい輝きが目を引きます。非常に高い位置まで設置されているので、一番上まできちんと見るのは難しいかもしれません。このステンドグラスはただ絵が書かれているだけでは無くて、ある物語が描かれているのです。そういった宗教的な観点からも魅力的な見どころと言えるでしょう。いくつも林立する柱だけでは無くてその柱を支えている天井についても、高さを感じさせて非常に迫力があります。さらに天井の構造も非常に特徴的であり、ファンヴォールトと言われている繊細ながら複雑な造りとなっているのです。そのような外装や内装の荘厳さや、雰囲気等がカンタベリー大聖堂の魅力と言えます。

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