イタリア ミケランジェロ広場の観光・見所について

ミケランジェロ広場

ミケランジェロ広場

イタリア中部のトスカーナ州の都市であるフィレンツェ。そのオルトラルノ地区に位置するミケランジェロ広場は、市民や観光客が多く集まる場所となっています。
この場所は、1873年にフィレンツェ遷都に伴う付近の道路整備事業の一環として建設が開始されました。この300年以上前には広場建設予定地である丘の上に要塞を建設するという計画があったとされており、その担当者がイタリアの彫刻家で画家としても有名なミケランジェロであったため広場の名前の由来になったようです。
このミケランジェロ広場の設計を担当したジュゼッペ・ポッジは元々広場とその付近を全てミケランジェロに捧げる予定であったとされ、公園内の回廊をミケランジェロの彫刻作品を収蔵するミケランジェロ美術館とする考えでいたようですが、現在はレストランとして利用されています。

ミケランジェロ広場1

見どころ

丘の上に位置するミケランジェロ広場は、昼間であればかなり遠くの距離までフィレンツェの街を見渡すことが可能です。広場にはミケランジェロの有名な作品である『ダヴィデ像』のレプリカが建てられています。
この広場からの景色はフィレンツェを紹介するガイドブックやカレンダーなどに多く使われており、目にしたことがある光景かもしれません。しかし、実際にこの広場から見る光景は切り取られずどこまでも広がっていく美しい景色です。
夜になると街がライトアップされますので昼とは別の街の表情を眺められるのも、この広場の魅力です。