マリー・アントワネットが愛したトリアノン宮殿へ みゅうパリ ブログ記事ページ

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    マリー・アントワネットが愛したトリアノン宮殿へ


    2019-07-30

  • フランスの最も輝かしい時代を象徴する世界遺産のひとつ、ベルサイユ宮殿。太陽のように黄金に光り輝くベルサイユ宮殿はまさに太陽王ルイ14世の化身!豪華絢爛ベルサイユ宮殿の名声は、フランスに来られたことがない方でもご存知だと思います。

     

     

    でもやっぱり、人ってないものねだりなんですね。誰もが憧れる豪華な宮殿生活に嫌気がさして、質素で小さな住まいを好んだのが、悲劇の王妃、マリー・アントワネット。

     

    マリー・アントワネットの村里と呼ばれるプチトリアノンの庭園は、癒しを求めたマリー・アントワネットのために作られた田舎風田園です。風車小屋や鶏小屋、池や水車などが建てられ、まさにフランスの田舎そのもの。その素朴さは豪華絢爛なベルサイユ宮殿と同じ敷地内とは思えないほどの懸隔。美しいドレスや宝石、召使いたちに囲まれた生活よりも、マリー・アントワネットが求めたものは普通の安らぎだったんですね。

    マリー・アントワネットは、窮屈なフランス庭園様式から自然あふれるイギリス式庭園へと改造しました。

     

     

    ベルサイユ宮殿とトリアノン宮殿は2.5kmほど離れており、ベルサイユ宮殿からトリアノン宮殿へ行くには庭園内を横切る最短距離を通っても徒歩30~45分ほどかかります。庭園を通らないで回り道すると徒歩約1時間。

     

     

     

    愛の殿堂と呼ばれる神殿です。マリー・アントワネットはここでフェルゼンと会っていたのでしょうか・・・。ベルばらファンはどきどきです。

     

     

     

    ベルサイユ宮殿の広大な庭園の中には、2つの離宮があります。その1つがグラントリアノンです。グラントリアノンは太陽王ルイ14世が寵愛した妾と過ごすために建設されたイタリア様式の離宮。宮廷人で溢れたベルサイユ宮殿から離れ、グラントリアノンは王の休息の場所として私的な祝宴や演奏会などに使用されました。ピンク色の大理石を使った柱廊の美しさから、『ばら色のトリアノン』とも呼ばれています。

     

     

    2つ目の離宮はプチトリアノン。マリー・アントワネットの離宮としても知られるプチトリアノンは、わずか14歳でフランス王家に嫁いだマリー・アントワネットがベルサイユ宮殿での退屈な生活に息が詰まり、宮廷から離れた生活を送るために多くの時間を過ごした離宮。ベルサイユ宮殿に比べて質素でシンプルな装飾からはマリー・アントワネットが過ごした癒しのひとときを感じられるはずです。

     

    せっかくベルサイユまでいくなら、ベルサイユ宮殿だけでなく、このグラントリアノン宮殿、プチトリアノン宮殿、マリー・アントワネットの村里までいってみませんか?

     

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    (槍)


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