イギリス 国会議事堂の観光・見所について

国会議事堂

国会議事堂

イギリスの国会議事堂の正式名称は「ウエストミンスター宮殿」と言い、11世紀からこの地で宮殿として使われており、13世紀頃から国会の審議場として使われ始めました。現在の建物は1834年の火災後にチャールズ・バリーによりゴシック様式で設計されたもので、貴族院は1847年、庶民院は1852年、その他の建物は1860年に完成しました。1941年にドイツ軍の爆撃によって庶民院が破壊されましたが残ったものは活かす方法で1950年に修復が終わりました。敷地は30000平方メートル、幅280m、時計塔の高さは96mもあり、建物内に11の中庭、100の階段、1100以上の部屋を持っています。国会議事堂に隣接する「ビック・ベン」はもともとアの時計塔にある鐘の愛称でしたが、現在は時計塔の愛称となっています。その正式名称は2012年位エリザベス2世の在位60年を記念して「エリザベス・タワー」と改名され、もう一つの塔「ヴィクトリア・タワー」と共に女王2人に見守られる建物となりました。また、生涯に何度もロンドンに滞在したクロード・モネは「ロンドンの国会議事堂、霧を貫く陽光」という作品を1904年に発表しており、多くの人に愛されている建物であることが実感できます。

国会議事堂1 国会議事堂2

見どころ

イギリス国会議事堂はテムズ川の対岸からみると一番美しく見えるよう、左右対称にバリーは設計しました。建物すぐそばのウエストミンスター橋を渡って対岸に行ってみましょう。その際は1度橋の上で振り返ってみてください。アクセスは地下鉄のウエストミンスター駅を看板の通りに地上に出れば、迷うことなく時計塔を見つけられます。近くによってゴシック様式の素晴らしさを感じたら、ロンドン・アイからの違ったアングル方の姿も見てほしいものです。ロンドン・アイでの高所からの眺めは映画「ピーターパン」で0時の鐘の音と共に子どもたちが初めて空を飛ぶ様子を思い出します。外観ばかりでなく、実は内部を楽しむこともでき、毎週土曜日と国会閉会中の8〜10月は平日もツアーが組まれています。インターネットで事前に日本語でのツアーを申し込んで行くのがオススメですが、数が少なくすぐに定員に達してしまうので、直接現地に行ってしまうのも良いでしょう。英語でのツアーになりますが内部の美しさは存分に楽しめます。このツアーは女王の着替えの間から始まり北に進んで行きます。これは実際に女王が議会の開会式で通るルートです。女王気分で会場に入るとニュースで見たことのある場所に行くことができます。椅子の色についての説明もあり議会を身近に感じられます。公開日は変更の場合もあるので、公式サイトで確認してから出かけてください。またチケットを購入しなくてもお土産屋さんには入れます。

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