イギリス ケンブリッジ大学の観光・見所について

ケンブリッジ大学

ケンブリッジ大学

ケンブリッジ大学は、イギリスのケンブリッジにある総合大学です。その歴史は古く、創立はなんと1209年とのことです。1209年といえば、ヨーロッパはまだ中世の時代ですね。英語圏ではオックスフォード大学に次ぐ古さだそうです。そのため、オックスフォード大学も含めてアンシャン・ユニヴァーシティー(イギリスで中世に創立された六大学の総称)に属しています。そして、ケンブリッジ大学といえばなんといってもそのレベルの高さで有名です。現在までに沢山のノーベル賞受賞者を輩出しており、世界有数の名門大学と言われています。そんなケンブリッジ大学は、カレッジ(学寮)制を採用しており、学生達は学部生・大学院生を問わず、必ず31あるカレッジのどれかに所属しなければなりません。これは教師と学生が寝食をともにし、共に学ぶという修道院の形態から来たもので、19世紀半ばまでは教師は英国国教徒であること、生涯独身であることなどが義務付けられていましたが、現在はそういった義務も緩和されているようです。

ケンブリッジ大学1 ケンブリッジ大学2

見どころ

ケンブリッジ大学の見所といえば、やはり31あるカレッジです。カレッジは、ケンブリッジ市内に点在しており、ひとつひとつ独立していて個性があります。例えば財力のあるカレッジもあれば、そうでないカレッジもあり、ジムを持つカレッジもあれば、音楽ホールを持つカレッジもあります。こういった日本の大学にはないようなイギリス独自のシステムは、ケンブリッジ大学の魅力になっています。そこで今回は、人気のあるカレッジをご紹介いたしましょう。まずひとつ目は、クイーンズカレッジの数学橋です。この数学橋は、クイーンズカレッジの東西を結ぶ橋で、あのニュートンが設計したとのことですが、クイーンズカレッジによりますと、この呼称は誤りであり、本当は単に木造の橋と言うそうで、ニュートンも関係がないそうです。2つ目は、トリニティカレッジのニュートンの木です。このトリニティカレッジは、ケンブリッジで一番広大な土地を持っていると言われているようですが、このニュートンの木は、入場料を払わなくても観られます。現在のニュートンの木は実際のリンゴの木の子孫となってしまいますが、その後ろにある部屋がニュートンが使っていた部屋とのことです。3つ目は、セントジョンズカレッジのチャペルです。ここはあのヴィクトリア女王が絶賛したことでも有名で、フランスのパリのサントシャペル教会のデザインを取り入れたとのことです。そして1番の見所はなんといってもキングズカレッジです。ここは、ケンブリッジのカレッジのなかで最も美しいと言われており、なかでもゴシック様式のチャペルは人気です。

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1名様あたり料金

186.00GBP (36,270円)~

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