フィンランド ロヴァニエミの観光・見所について

ロヴァニエミ

ロヴァニエミ

ロヴァニエミはフィンランド北部にあるラッピ県の都市の一つで、ケミ川が流れており北極圏の近くにあります。そのため、スノーモービルやスキー、オーロラ鑑賞、ハスキー犬たちによる犬ぞり、トナカイぞりなどが楽しめます。また、サンタクロースの故郷とされているフィンランドならではのサンタクロース村などがあります。
ロヴァニエミには石器時代から人類が住んでいました。1800年代以降は、それまで未開の地となっていたラップランド地方の金鉱山の採掘が盛んに行なわれるにつれて人口が増加するようになりました。鉱山の採掘量の増加と共にロヴァニエミはラップランドの中心となっていきます。しかし、第二次世界大戦中に始まったラップランド戦争によって、ロヴァニエミ市街の9割にも及ぶ地域がドイツ軍によって破壊されてしまいます。現在の市街の建物の多くはフィンランドの世界的な建築家である、アルヴァ・アアルトが設計したもので、街は見事に復興され現在の姿になっています。
ロヴァニエミには1979年創立のラップランド大学があるほか、ここを本拠地とするサッカークラブチームがあります。

見どころ

【サンタクロース村】市街地からおよそ8キロメートル離れたところにあります。ここでは一年中サンタクロースに会えますので人気です。サンタクロースは洞窟を抜けた先にある書斎に腰かけており、サンタクロースと言葉を交わすことができるほか、一緒に記念撮影をすることができるようになっています。お土産も充実しており、トナカイの皮や角を加工して作られた珍しい民芸品などが販売されています。 村にはサンタクロース郵便局がありますので、 ここで購入した絵葉書を自分で書いて投函すると、 来年のクリスマスに配達してくれるサービスが用意されています。また、サンタクロースからのクリスマスカードが受け取れます。
【アルクティム】有名な北極圏博物館です。北フィンランドに生息する動物や植物の生態について学べるだけでなく、数々の歴史を見ることができます。実物大の剥製以外にも、動物の声を聞くことができたり、展示品に手を触れることができたりといった五感を使って楽しむことができます。
【ピルケ・サイエンスセンター】ここも博物館であり、フィンランドの森にはどのような木々が生えているのか、フィンランドの森に毎年できるベリーはどれほどの量なのかなど、フィンランドの森の色々な見どころを知ることができます。現地に住むハンドメイド作家によって作られた木製の雑貨などが置かれているお土産ショップは立ち寄りたい場所です。
【サンポケスクス・レヴォントゥリ】人気のショッピングセンターで、レヴォントゥリの店内は暗い冬でも青空が広がる空間に仕上げられています。