ドイツ ニュルンベルク城(カイザーブルク)の観光・見所について

ニュルンベルク城(カイザーブルク)

ニュルンベルク城(カイザーブルク)

ニュルンベルクはドイツのバイエルン地方に位置する、フランケン地方の主要都市です。ニュルンベルクはかつて神聖ローマ皇帝の町として栄え、そこでは金銀細工や靴、吹きガラスの職人たちが多く住んでいて活気のある場所でした。第2次世界対戦では大きな被害を受け、町は壊滅的な状態になりましたが、再建されかつての中世の雰囲気の街並みが広がっています。かつて皇帝も滞在したニュルンベルク城(カイザーブルク)は町を見下ろす高台に建てられており、ニュルンベルク観光の1つの観光スポットとして有名です。ドイツの他の城と比べると、メルヘンチックな感じではなく重厚感のある色目も落ち着いた城になっています。この城はいつ頃築かれたかは定かではありませんが、1050年に時の皇帝ハインリッヒ3世が、この場所に要塞を建てたことが起源であるといわれています。城の内部には博物館があり、ニュルンベルクがたどってきた歴史を感じることができます。

ニュルンベルク城(カイザーブルク)1

見どころ

ドイツのニュルンベルクの見どころの1つ目は、クリスマスマーケットです。ドイツの3大クリスマスマーケットのうちの1つと知られていて、クリスマスの約1ヶ月前から、中央広場でマーケットが開かれています。クリスマスマーケットの時期でなくても、広場では毎日市場が開かれていて、日用品や食べ物など様々なものが売られています。この広場に面するフラウエン教会には、16世紀初頭につくられたドイツ最古の仕掛け時計があり、これをみるために毎日12時になると多くの人が訪れます。そしてもうひとつの見所はニュルンベルク城(カイザーブルク)です。この城の築城は定かではありませんが、1050年にここの要塞を建て、それから数百年に渡り歴代の皇帝たちがこの城に度々滞在し、統治を行っていたという歴史があります。第2次世界大戦で町も城も空襲にあい、壊滅的な状態となりましたが、その後再建されています。城の中でも、井戸と町を見下ろすことのできる見張り塔だけは戦火を逃れたので、当時の雰囲気を感じることができます。また、ニュルンベルク城(カイザーブルク)は高台に建っているので、城と城の塔から見える赤い屋根がズラリと並んだ町の景色を楽しむことができます。城のふもとにはドイツの代表的な画家であるデューラーの家もあり、中に入って見学することができます。また、中世の職人たちの仕事ぶりを再現した職人広場も観光スポットのひとつです。名物の焼きソーセージを専門店で食べ歩くのも旅を楽しくしてくれるでしょう。