ドイツ ドレスデンの観光・見所について

ドレスデン

ドレスデン

ドレスデンはドイツ連邦共和国ザクセン州の州都です。人口はおよそ51万人となっています。
場所の特徴としては、エルベ川沿いにあり、チェコ共和国との国境にも近い都市です。歴史としては、1200年代にドレスデネという町として誕生して歴史上に初めて現れています。1400年ごろには都市権を与えられて、その後発展を遂げることになります。
文化としては、古くから音楽が栄え、特にイタリアの音楽に影響を受けています。工業としては、特に自動車工場などが有名であり、人気の車のメーカーの製造工場があります。また、最近ではヨーロッパにおける半導体拠点の一つともなっています。交通機関も発達しており、ドレスデン空港を始めとして、ドレスデン中央駅からベルリン、プラハ、ニュルンベルクなどのドイツの主要都市までの直通列車があります。観光産業でも栄えており、昔ながらの建築物が評価されて世界遺産に指定されるなど、再評価が行われています。

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見どころ

ドレスデンは大まかに、エルベ川を挟んで旧市街と新市街に分けることができますが、観光地として見どころが多いのは旧市街地の方に集中しているという傾向があります。旧市街にある建築物などは戦争によって一度焼けてしまったものを再建した建物が多く、そこに多くの観光客が訪れています。特に聖母教会は、がれきを組み合わせて再び建てられたものであり、ヨーロッパのジグソーパズルとして有名です。
ドレスデンの見どころとなる具体的な観光スポットとしては、ゼンバーオーバー、ツヴィンガー宮殿、ドレスデン城、大聖堂、フランエン教会、ブリューセルのテラスなどが挙げられます。
まず、ゼンオーバーは世界的にも有名なオペラハウスであり、2度の焼失もありましたが再建されています。ツヴィンガー宮殿は、1700年代に建てられた、歴史的にも長い歴史がある宮殿であり、ドレスデンの中でも有名なバロック式の建築物となっています。このツヴィンガー宮殿には、多くの磁器が収められています。ドレスデン城は、かつての王侯が居住していたお城であり、現在も修復作業が行われています。大聖堂は、高さが85メートルもあり、屋根には78体の聖人像が立ち並ぶ有名な聖堂です。フランエン教会は、バロック式のドーム型の教会であり、戦争により完全に消失してしまいましたが、近年になって再建されました。ブリューセルのテラスは、エルベ川近くにある豪華な庭園で、現在では遊歩道になっています。