ドイツ ケルンの観光・見所について

ケルン

ケルン

ケルンは405キロ平米で横浜市と同じくらいの大きさで、人口が98万人のドイツ連邦共和国ノルトライン=ヴェストファーレン州の都市です。
はじまりはローマ帝国によりローマの植民地として造られ、ライン川中流に位置する古い市であります。ケルンの名はラテン語で植民を意味するCOLONIAに由来し、オーデコロンはフランス語で「ケルンの水」と訳します。古代から現代に至るまで交易と政治の中心として栄え、また現代では国際的見本市や展示会などが開かれる産業都市である一方で、ドイツ最大級のカーニバルが催されることでも有名です。ライン川の河畔である利点を利用して、陸上・水上両交通機関の要であるため重工業の発展も著しく、そしてオーデコロンの生産地でもあります。
約25キロ南にボンが、10キロ北にレーヴァークゼン、35キロ北にデュセルドルフがあり、空港は以前のドイツの首都であるボンと共有でケルン・ボン空港を使用しています。

ケルン1

見どころ

ケルンにはケルン大聖堂という完成までに632年かかった、世界最大級のゴシック様式建築が目を奪います。ドイツ語でドム・ザンクト・ペーター・ウント・マリア(聖パウロとマリア大聖堂)は西正面(ファサード)の双塔が天をつく高さを誇っています。その高さは157メーター。現代のようにクレーンも無く・鉄も無い時代、石だけで積まれた高さはゴシック建築の中でもいまだに最大であるのです。ゴシックとはゴート(東ゲルマン)風という意味で、洗練されたローマ風とは対象的に野蛮であるとかグロテスクであると思われました。
パリやランスの大聖堂を手本に1248年から建築がはじまり、1560年に中断されその後3世紀にわたって放置され1880年に完成しました。1996年に世界遺産に登録をされ今日に至っています。大聖堂の中には三賢王の祭室と呼ばれる中央の放射状祭室にある13世紀のステンドグラスと周歩廊の南端の聖マリア祭室にあるシュテファン・ロッホナーによって描かれた「マギ(三博士の礼拝図)」は観ておく価値のある絵画です。
ケルンには他にも12箇所残されているロマネスク教会や20世紀の絵画と彫刻のコレクションが随一といわれるルートヴィッヒ美術館や、14世紀から19世紀のドイツ・イタリヤ・フランドル・オランダ等の絵画を集めたヴァルラフ・リヒャルト美術館があります。シュテファン・ロッホナーの「薔薇垣の聖母」はとても有名な絵画であります。

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